2022年11月4日(金)14時30分
全日本大学駅伝の区間エントリーが発表されました!(PDFが開きます)
https://www.iuau.jp/sp1/ev2022/54meki/54meki_entry.pdf
東洋大学の区間オーダーは以下のようになりました。
全日本大学駅伝
東洋大学区間エントリー
1区 奥山輝 ③
2区 石田洸介②
3区 児玉悠輔④
4区 甲木康博②
5区 九嶋恵舜③
6区 村上太一③
7区 梅崎蓮 ②
8区 清野太雅④
補員:柏優吾④・前田義弘④・佐藤真優③・西村真周①・緒方澪那斗①
※当日、3名まで正選手と補員の交代が可能です。
区間予想記事との答え合わせはこちら!↓
1区 2区 3区 4区
5区 6区 7区 8区
★各区間の展望
現時点のエントリーで、各区間の展望を考えていきます。
1区9.5km 奥山輝 ③
タイム目安:27分25秒(前回区間11位相当)
選手ページ
1区は奥山選手。出雲では惜しくも補員でしたが、全日本では無事1区にエントリーされました。できればスローペースになって、持ち前のラストスパートが活かせる展開になってほしいと思っています。
周りは28分30秒クラスの選手も結構いそうなので、やはり力を借りてついていくのがいいでしょうか。
引っ張りそうな選手は、昨年度は中央大・吉居選手、駒澤大・佐藤条二選手らがいましたが、今回のメンバーでは第一工科大・アニーダ・サレー選手でしょうか。しかし、サレー選手単独の飛び出しであれば無理についていかなくてもいい気がします……。
シード権獲得を考えた場合には、前回の全日本シードかつ10月に箱根予選会を走ってきている早稲田大・明治大あたりには先行できるよう意識していきたいところです。
2区11.1km 石田洸介②
タイム目安:31分30秒(前回区間1位相当)
選手ページ
2区は、私の希望通り石田選手でした!周りのメンバーを見ると、前回区間賞の順天堂大・三浦選手、前回区間2位の早稲田大・井川選手らが去年の経験値を含め、強敵となりそうです。
他にも、今季大注目の駒澤大・佐藤圭汰選手や、東京国際大・日本人エースの丹所選手の名前があります。ここに当日変更で中央大・吉居大和選手まで入ってくるとすれば白熱必至です。
これは例年通りかなりレベルの高い2区となりそうで、石田選手をエントリーして正解だったんじゃないかと思います。このメンバーの中でしっかり争って、自信をつけてほしいです。
3区11.9km 児玉悠輔④
タイム目安:34分05秒(前回区間5位相当)
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3区は児玉選手でした。1区以外の区間を経験したいというようなコメントがありましたので、ようやく希望が叶いそうでよかったかなと思います。それでいて3区はペースが速い傾向にあるので、児玉選手のスピードも活かせそうです。
他のメンバーを見ると、青学大・佐藤選手、東海大・石原選手、順大・野村選手あたりが気になります。
4区11.8km 甲木康博②
タイム目安:34分55秒(前回区間12位相当)
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4区は甲木選手。登り基調の4区にスピードランナーの甲木選手がエントリーされるのは意外でした。一応、補員にはこういう区間に向いていそうな佐藤選手や、前々回の経験者である前田選手も残っています。
10000mのPB 29分14秒 からタイムを予想してみましたが、出雲2区を経験しての伸び幅もあるかと思うので、もし出走となれば楽しみです。
5区12.4km 九嶋恵舜③
タイム目安:35分55秒(前回区間1位相当)
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5区は九嶋選手。予想の考え方としては九嶋選手と児玉選手の位置が逆だったようです。『後半の1区』として後続に勢いをつける走りに期待したいです。
ただ、直近で10000mを走っていますので、12.4kmの5区は思ったより長い区間に起用されたな?という感想がないこともないです。補員の中では、柏選手、前田選手あたりは5区に入ってきても驚かないかなと思っています。
周りのメンバーでは、青学大・岸本選手、創大・嶋津選手という少し意外な人選もあります。
6区12.8km 村上太一③
タイム目安:38分25秒(前回区間8位相当)
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6区は村上選手。出走となれば晴れて大学三大駅伝デビュー戦となります。おめでとうございます。
周りのメンバーを見ると、前回区間2位の駒澤大・安原選手が37分30秒で走っています。また昨年ルーキーイヤーから注目されていた青学大・田中選手が今季出雲5区に続いての起用。そして、この6区での経験があり四年生となった順大・西澤選手が配置されているのも気になります。ここはやはり前回上位3チームの層の厚さが光っています。
タイム目安は一応、トラックのPB 29分07秒 を基準にしましたが、村上選手の強みであるロードの安定感を発揮してくれればもっと上のタイムも狙えそうです。もし箱根でも村上選手を起用できたら箱根10人の最後のピースが埋まる予感がしているので、できればこのまま出走して駅伝の経験を積んでほしいです。
7区17.6km 梅崎蓮 ②
タイム目安:52分45秒(前回区間6位相当)
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7区は梅崎選手でした。イメージ的には山本修二選手や宮下選手を連想して8区で考えていましたが、どうやら同じハーフタイプでも、どちらかというと2年時の吉川選手に近いイメージで見たほうが外れないかなという考えにアップデートされました。
他校に目を向けると、去年以上にハイレベルな戦いとなりそうで、出雲のエース区間3区をそのまま持ってきたようなメンバー構成となっています。駒澤大・田澤選手、順大・伊豫田選手、國學院大・平林選手、加えて創大・ムルワ選手まで入ってきました。青学大も、補員に入っている近藤選手あるいは中村選手が、早稲田大も前回7区5位(52分32秒)で走っている鈴木選手が来る可能性が高そうで、現段階でザッと数えただけでももう6名になってしまいます。
耐える区間にはなると思いますが、梅崎選手は昨年の時点で5区4位と安定した走りができていて、今季は主にハーフマラソンの距離での上積みがありますので、この区間でしっかり走ることで自信をつけ、箱根駅伝2区・3区などに繋がればと思います。
8区19.7km 清野太雅④
タイム目安:59分15秒(前回区間5位相当)
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8区アンカーは清野選手がエントリー。箱根駅伝でのアンカー経験を期待した形でしょうか。出走となれば、箱根以外の駅伝で清野選手を見るのが初めてなので、非常に楽しみです。
他校を見てみますと、前回区間賞の國學院大・伊地知選手、前回2位の順大・四釜選手がそのまま去年に引き続きのエントリー。駒澤大が前回8区4位の花尾選手、出雲でゴールテープを切り今回も長い区間で貢献したいと話していた登りに強い鈴木選手を残している他、東京国際大がムセンビ選手をエントリーしているのは脅威です。
清野選手はこれまで、箱根駅伝10区でチームを救うような働きを見せてくれています。もし優勝争い・シード争いの大事な局面になった時に、清野選手がいてくれると心強いです。
さて、とりあえず速報&展望としてザッと書いてみましたがいかがでしたでしょうか。
まだ当日のエントリーはわかりませんが、序盤からしっかり流れに乗ってほしいと思います。
今回の東洋大学は、新戦力の台頭はもちろん、レギュラー選手の新たな一面が見られそうなオーダーでもありますので、そのあたりも楽しみに11月6日当日は応援したいと思っています!
読んでいただき、ありがとうございました。
ホームページ『鉄紺襷のせかい』で選手データを掲載しています。
よろしければご活用くださいね。
https://tetsukontasukiworld.jp
前回の全日本大学駅伝の成績はこちら
https://www.tv-asahi.co.jp/ekiden53/sokuhou/
今年10月に行われた出雲駅伝の成績はこちら
https://www.izumo-ekiden.jp/record/record.html
エントリー発表前の区間予想記事との答え合わせはこちら!↓
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