この記事では、
2022年の全日本大学駅伝に向けた、東洋大学の 区間予想 をしていきます。
今回は5区をメインに考えていきます。
他の区間はこちら↓
1区 2区 3区 4区
5区 6区 7区 8区
★予想オーダー
★5区 (12.4km)
本命:児玉④
— 2020大澤④パターン
選手ページ
出雲1区では区間13位という結果でした。以前から1区以外の区間も経験したいというようなコメントがあったので、タスキを受け取る経験も単独走もできる5区あたりが良いのではないかと思っています。
コースは違いますが、2015年の出雲1区でコース間違いがあった高橋選手が、全日本5区でリベンジを果たしたり、新コースになってからも出雲1区で出遅れてしまった西山選手が任されたこともありました。(失敗を引きずらないようノビノビと走らせる作戦?)
目標タイム:36分10秒
目標区間順位:3位
5km目安:14:15
10km目安:29:00
二年前の4年時の大澤選手のラップタイムを参考にしました。理論上はこの区間で首位に立てる計算になります。
有力校は、序盤で苦しんでいたとしても、距離が伸びてくるこの5区あたりから徐々に反撃してきますよね。
レース全体で見れば、全8区間ある全日本大学駅伝の5区は『後半の1区』という捉え方もできます。最上級生として、後半区間に勢いをつけてくれるような走りを期待したいです。
大穴:奥山③、甲木②、吉田②
— 2017中村駆②パターン
主力に欠場がある場合は、比較的走りやすい5区にスピードランナーを置いてしまう手もあると思います。
夏明け好調ながら出雲でまさかの出番なしだった奥山選手は、この下り基調の5区だと持ち味のラストスパートを活かせそうです。
全日本だと距離の短い1〜4区では1・3・4がアップダウンの多いコースなので、意外とスピード型の選手の配置に迷ってしまいます。
12.4kmと距離は少し長めになりますが、奥山選手はハーフ63分台のタイムも持っていて、調子さえ良ければ結構この区間にはまるのではないかと思います。
—
そして、去年でいう奥山選手のポジションにいる甲木選手も、起用する場所はもっと前半という手はありますが、フラットな5区で考えてみました。
10/22の平国大記録会では10000mに初挑戦して、29分14秒でしっかり走れています。元々スピードのある選手がスタミナをつけてくると、11〜12km区間が多い全日本ではかなり楽しみになります。
2015年全日本優勝時に7区を走った堀選手ともなんとなくイメージが重なります。彼は当時確か5000mが13分台で、10000mは30分後半という持ちタイムだったかと思いますが、旧7区の11.9kmのコースを14:20-29:20で、きっちり速い入りで後ろを追わせず、後半も粘る走り方ができていて、区間賞とタイム以上の貢献をしたと思います。
似たような距離の12.4kmのコースで甲木選手が、あの年の堀選手のような『最後のピースが埋まった』感のある走りを見せてくれたら嬉しいです。
—
吉田選手は、男鹿駅伝のアンカーの下り基調のコースで好走していますので、そこから登りよりも下りが得意だと判断して、この5区を考えました。
(注:男鹿駅伝は最近コース変更があった関係でまだ高低表がイマイチ頭に入っていないのですが、もしかしたら今のアンカーは、以前のような下りコースではなくなっているかもしれません、スミマセン💦)
昨年も同期の梅崎選手が走っていますし、元々は5区は新戦力を試せる区間だと思っているので、出雲に引き続きの起用でここで一気にレギュラーの座を確立してくると、来年、再来年の主軸にもなっていけると思います。
目標タイム:36分40秒
目標区間順位:6位
5km目安:14:20 (14:30)
10km目安:29:20 (29:15)
スピード型の奥山選手・甲木選手は、堀選手を基準にして14:20-29:20のラップを想定。序盤はスピードを活かして速い入りで飛ばして、中盤は3分ペースで耐えて最後のスパートに備える走り方。
バランス型の吉田選手はそれよりも比較的落ち着いて走って、中盤もそれほど落ちずに刻んでいくイメージで、昨年の梅崎選手を基準に14:30-29:15の入りを想定しました。
次回は6区の選手と目標タイムについて考えていきます。
他の区間予想の記事へジャンプ↓
1区 2区 3区 4区
5区 6区 7区 8区