この記事では、
2022年の全日本大学駅伝に向けた、東洋大学の 区間予想 をしていきます。
今回は7区をメインに考えていきます。
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★予想オーダー
★7区 (17.6km)
本命:柏④
— 2019定方④パターン
選手ページ
柏選手を、思い切ってエース区間7区で考えてみました。
イメージはそのまま2019年の定方選手です。
目標タイム:52分40秒
目標区間順位:6位
5km目安:14:40
10km目安:29:40
15km目安:44:40
定方選手4年時のラップが大体14:35-29:35でしたので、まずは落ち着いてそのあたりで入ることを想定してみました。
今回の東洋大学は、正直この7区は耐える区間になると思います。
近年は8区よりもエースが注ぎ込まれる区間になり、しかも今年は他校の4年生に大エース的存在がいる年です。(駒澤大・田澤選手、青学大・近藤選手らの起用が予想できます)
大学駅伝の勢力のひとつの区切りの年であるとも言えると思います。
また、過去には2020年7区では優勝戦線から脱落してしまったり、2021年7区ではシード圏外へ落ちてしまったりということがあったのもこの7区です。近年はエース級を置こうとして空回りしてしまっている印象があります。
そうなると、今回エース松山選手を欠いている東洋大学は、定方選手の時のように崩れない走りで堅実に走る必要があると思います。
そこで、安定して17.6kmを走れそうな選手に任せた場合がプランAの柏選手、今度こそエースらしい走りで決定打を!というプランBで石田選手を挙げてみています。
対抗:石田②
— 2021松山②パターン
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前回優勝の駒澤大・田澤選手が優勝を決定づける走りをしたように、やはり7区の走りは総合順位に反映されやすいといえます。
松山選手の状態次第で、万が一の場合には箱根駅伝2区を任せることもあるかもしれません。全日本は気温が高いのでそのまま比べることはできませんが、10キロ28分台の速い入りでそのまま押していくという走りの経験にもなると思います。
ただ、今の段階ではまだこの起用はギャンブル的かと思います。良くも悪くも石田選手次第でどちらにも転ぶ可能性があります。
目標タイム:51分40秒
目標区間順位:1〜3位
5km目安:14:20
10km目安:28:40
15km目安:43:40
前々回までの元・日本人最高記録保持者 青学大・神林選手が 51分17秒 をマークした時のラップタイムを参考にしつつも、やはり高い壁だと感じました。
先日10/22の平国大記録会で先頭を引っ張って 14:20-28:40 のイーブンであがりました。その時のラップが前述の神林選手の全日本大学駅伝7区のラップ(14:17-28:49)に少し似ていたので「もしや?」と思ったのでした。
大穴:前田④
— 2018修二④パターン
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形式的に大穴としていますが、前田選手が走る可能性も十分あると思っています。3区4区で小学生からの後輩→先輩のタスキリレーがさせたくて4区前田選手・7区柏選手としましたが、逆のほうがありそうな気もしてきます……。
目標タイム:52分20秒
目標区間順位:3位
5km目安:14:35
10km目安:29:20
15km目安:44:20
2018年の山本修二選手が 52分02秒 で走った時と、2019年の定方選手が 52分24秒 で走った時の中間くらいのラップ推移で考えてみました。
修二選手の時はトップ2校を追いかけてオーバーペース気味に入っていたのと、定方選手よりもう少し速く入っても今のシューズならそこまで落ちないと考えたからです。
51分台まで突き抜けてしまうと、例年複数名いるかどうかぐらいの領域なので、ちょっと尻込みしてしまうのですが、
52分台となると努力型の4年生や大物ルーキーなど様々な選手が入り混じるタイム帯なので、柏選手や前田選手を起用するのであれば、やはりこのあたりにはしっかり入りたいよなと見ています。
■前回大会の52分台ランナー
区間3位 52分22秒 平林清澄選手(國學院大)
区間4位 52分28秒 橋本大輝選手(明治大)
区間5位 52分32秒 鈴木創士選手(早稲田大)
区間6位 52分53秒 野澤巧理選手(東京国際大)
さて次回は、いよいよ最長区間のアンカー8区の選手と目標タイムについて考えていきます。
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