【区間予想】第54回全日本大学駅伝 (2022年) 東洋大学【8区アンカー】

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この記事では、

2022年の全日本大学駅伝に向けた、東洋大学の 区間予想 をしていきます。

今回は区間予想・最終回!

8区の選手と目標タイムを考えていきます。

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★予想オーダー

『プランA』を基本線に、『プランB』では石田選手を後半に回す場合を想定してみました。『特殊プラン』は、A-Bで挙げたいずれの選手も走れない場合を想定したプランとなります。



8区 (19.7km)

本命:梅崎②
— 2016山本修二②、2019宮下②パターン

選手ページ
全日本8区アンカーを走ることで得られる経験値、そして箱根駅伝の2区・4区を見据えて、思い切って梅崎選手で考えてみました。同じように2年生でアンカーを任され主力へと成長していった山本修二選手、宮下選手に続いてほしい存在です。

昨年の全日本では5区に抜擢され、ルーキーらしからぬ安定感のある走りで区間4位という成績を残しました。

今年に入ってからは3月の立川ハーフで 63分41秒、そして圧巻だったのが5月の関東インカレ・ハーフマラソンで、記録もさらに伸ばして 62分41秒 というタイムで準優勝を果たすなど、2年生にして主力選手になりつつあります。

下級生からハーフの距離でこれだけ走れていて、しかも勝負レースでの表彰台経験もあるということで、石田選手とともに今後の東洋大学の看板選手として期待できます。

少し心配なのが、9/17のMDC東京1500mに出場した後、翌週の早稲田大競技会5000mを欠場していることです。そして出雲駅伝でも、エントリーはされていましたが正選手6名、補員2名のメンバーからは外れました。

万全であればもちろん任せたいですが、今年のメンバーはスタミナのある4年生もしっかりエントリーできていますので、今の状態でどちらのほうが走れるかの兼ね合いにもなってくると思います。

目標タイム:58分50秒
目標区間順位:3〜4位
5km目安:14:30
10km目安:29:15
15km目安:44:00


期待も込め、2年生としては高めの目標設定にしました。

全日本8区のコースは前半がフラット〜やや下り基調となっていながら、15kmの宇治山田駅を過ぎたあたりから伊勢神宮外宮→内宮へと入っていく上り坂が待ち受けています。

(歩いたことありますが、疲れました……。選手は15km以上走ってきてからの上り坂なので、実際は見た目よりもさらにダメージが来そうです)

集団走かつ、抑えて入ることのできたこれまでの立川ハーフや関東インカレハーフとはまた違って、ほぼハーフの距離の19.7kmの長丁場でありながら、序盤もある程度14分30秒かそれを少し切るくらいで速く入る必要がある点で、今後エースとなっていくことを見据えもう一段レベルアップする為に、きっと梅崎選手の経験になるはずです。

気温やレース展開次第では10キロは29:30〜29:40かけて入っても問題ないと思いますが、ハーフだからといって最初から3分かけて走るのはちょっと勿体無いのかなという印象を持っています。(平地である程度稼いでおかないとどっちみち後半は苦しいと思います)

経験のある4年生に任せてもいいのですが、前述のように全日本8区はただ長いだけでなく、かなり色々なことを経験できるので、しっかり走れることが分かっている4年生よりかは、来年以降のチームにも残る3年生以下の選手になるべくなら挑戦してほしいかなという意見です。下級生のうちから経験できれば、宮下選手や大津翔吾選手のように卒業までずっとアンカーを務めてもいいと思いますし。

大穴:柏④木本④
— 2015上村④パターン

選手ページ
プランA-Bともに梅崎選手を挙げましたが、もちろん柏選手に任せる手もあると思います。今年3月の立川ハーフで 62分55秒 で走れています。それを単純に19.7kmに換算すると大体 58分45秒 となり、最後の上り坂でプラス30秒として 59分15秒 あたりではまとめてくれると予想しています。

また、今年夏に北海道マラソンで2位、学生としては快挙のMGC出場権を獲得しています。まだマラソン後の復調具合がわかりませんが、ここでもうひとつ実績を積んで、卒業後のステップアップにしてほしい気持ちもあります。

選手ページ
木本選手は登りに強く、長い距離としても、関東インカレ・ハーフマラソンで5位入賞を果たした実績を買って起用する手もあります。今年1月の箱根駅伝4区では区間18位と悔しい結果にはなりましたが、全日本8区と似たようなコースを経験している点は強みかと思います。

全日本8区に限った話ではないですが、彼はどんなレースでも楽しそうに生き生きと走る良さがあると思います。ちょうど優勝時の全日本8区を走った卒業生の上村選手がそうでしたが、いくら重要な区間を任されようが「とにかくどこでもいいから走りたい」という気持ちが前面に出てくる選手(酒井監督いわく『鈍感力』)に任せてみる手もあるのかなと思っています。

今年6月の関東地区選考会(全日本の予選)で第1組に抜擢されたのも、まずトップバッターとして思い切り走れる選手を監督は選んだのかなと思っています。


目標タイム:59分20秒
目標区間順位:5位
5km目安:14:40
10km目安:29:35
15km目安:
44:30

長い距離の走り方は二人とも十分経験があると思うので、あとはいかに最後の上り坂を攻略できるかがカギになると思います。




さて、ここまで読んでいただきありがとうございました!

誰が出場しても、東洋大学らしさ溢れる走りが見られるのを楽しみにしています!

11月3日、区間エントリー決定。
11月6日、試合当日朝に、8人の正式メンバー決定です!


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