この記事では、
2022年の全日本大学駅伝に向けた、東洋大学の 区間予想 をしていきます。
今回は2区をメインに考えていきます。
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★予想オーダー
★2区 (11.1km)
本命:石田②
— 2021前田③パターン
選手ページ
昨年出雲3区→全日本2区という流れだった前田選手のイメージで、今年は石田選手がこの役割になるんじゃないかということで本命として考えてみました。
九嶋選手→石田選手という並びは、昨年出雲では4区2位→5区区間賞という好走があり、縁起も良い感じがします。
10/22の平国大記録会10000mでは先頭を引っ張って28分39秒をマークしています。
石田選手は終始一定のペースを保って走っていたようで、ラップタイムが 14分20秒→28分40秒 のイーブンで、最後の周回もそこまでペースアップせず2分50秒 あたりでフィニッシュしたみたいなので、本当に調整の一環という感じだったようです。余裕を残してこのタイムで走れるのはすごいですね。
今年の出雲3区では、終始単独走になってしまったということで、今度は人混みの中のハイペースを経験して、ひと皮むけていってほしいなという気持ちがあります。
目標タイム:31分30秒
目標区間順位:1〜2位
5km目安:14:00
10km目安:28:30
昨年2区区間賞の順天堂大・三浦龍司選手が31分30秒でした。今の状態であれば、それに近いタイムは狙えるのではないかと思っています。
このコースは1区よりは距離が伸びますが、要求される入りのタイムは全区間中最も速く、1区よりも速い5キロの入りになる傾向にあります。『瞬間最大風速の1区』『常時高速ギアの2区』といった感じでしょうか。
いつでも13分台を出せるような絶対的なスピードがないと、持っている力より速いペースで走らされてしまったり、集団から振り落とされて単独走になってしまったりします。
松山選手の状態によっては箱根2区を任せることも想定して、必ずしも堅実な走りではなく、序盤突っ込んで後半粘るというような攻めた走りも必要になってくるかと思いますので、レベルの高い全日本2区を経験しておくのはいいのではないでしょうか。
本当は、石田選手の区間順位をチーム順位に直結させるには、全日本だともっと後半で起用したほうがいいのですが、出雲に続いて全日本まで出遅れてしまうとチームとしても経験値が貯まらないので、全日本こそは序盤出遅れ厳禁ということで、2区に石田選手を使うぐらいの前のめり感はあっても損しないのではないかと思っています。
そのあたりは、7区対抗にも石田選手の名前をあげていますので、そこでも書いていく予定です。
対抗:九嶋③
— 2019大澤③パターン
選手ページ
九嶋選手も、10/22の平国大記録会10000mで28分45秒の自己ベストを出していますから、2区のハイペースに乗れるだけのスピードがついてきていると思います。
目標タイム:32分00秒
目標区間順位:6〜7位
5km目安:14:15
10km目安:28:55
このタイムは、区間順位では6〜7位ということになってしまうのですが、2区は優勝候補チーム・シード確保チームにかかわらず強力なスピードランナーが集まる区間なので、とにかく近くの集団で振り落とされないようについていくだけでも、だいぶ貢献できますし、タイムもついてくると思います。
大穴:児玉④
選手ページ
プランA-Bではいずれも児玉選手を5区にして単独走を経験してもらうという意図でやっていますが、もし主力に欠場がある場合は致し方なし、前半に前倒しで起用するのもアリかと思います。
目標タイム:32分00秒
目標区間順位:6〜7位
5km目安:14:15
10km目安:28:55
想定タイムは、自己ベストも似ている九嶋選手と大体同じくらいになるかと思います。また、それだけのスピードは持っていると思います。
次回は3区の選手と目標タイムについて考えていきます。
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