2025/3/10 私の推し、中央大学・山本亮コーチについて!(最近見たYouTubeの感想)

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中央大駅伝コーチ座談会〜コーチが選ぶ2025注目選手など〜【後編】 – YouTube

私の推しは右側にいる山本亮コーチです。

2012年ロンドンオリンピックのマラソン日本代表(中本健太郎選手・藤原新選手・山本亮選手の三名だった時)であり、現在は中央大学駅伝チームのコーチとして活躍しています。

座談会を視聴して、彼の考え方に強く共感しました。おそらく、自分と同じINFJタイプではないかと思います。論理的でありながら、独自の直感と洞察に基づいた発言。私は彼の言葉をすんなり理解できるのですが、左側の陽キャ陣営(?)からは、そのストイックさから “宇宙人”扱いされてしまうことが多いようでした😂笑

Wikipediaによると1984年世代。私が駅伝見始めたのが2014年頃なので、世代的にギリギリ知っているような知らないような方だったのですが、この動画を見て非常に興味がわきました。箱根駅伝では8区や5区を走っていたとのことなので、しぶとい感じの選手であることは伝わってきます。

「この話、おもろい?」「誰にハマるかはわからない」と出演コーチたちはおっしゃっていますが、
私には正直メチャクチャ心に刺さりました!


「距離を食う」ことの意味

実業団時代、先輩から「お前、距離食って生きてると思ってたわ」と言われ、自分の距離重視の練習方法の良さを再発見したそうです。

彼から飛び出す格言はユニークです。しかし、どれも極めて本質を突いた言葉のように思えてきます。

「距離を喰って栄養にする」
「調子で走らない、力で走る」

「みんな走ってる時ってすり減らしてるイメージでしょ? でも、この一歩一歩が俺の血肉になって(栄養になって)、オレ強くなってるんだ!」
と、実業団時代に、さらに競技の面白さに気づいたのだと言います。

長距離走は、気持ちよく走れる時間なんてほとんどない。だからこそ、クロスカントリーや淡々とした距離走の積み重ねが重要になる。

スピードやタイムに一喜一憂するのではなく、耐え抜く力を養うことが、本当の意味で自分に身になる。その哲学が、彼の練習メニューには色濃く反映されているようです。

(動画内で捕捉されている「グラウンド外周」というのも、おそらくトラックの周りにある芝生を走る練習のことを指していて、文脈から判断するに、反発の貰えない地味な練習の一つとして挙げられているのだと思います)

ただの優しい人、とは違う

左手前の花田コーチが「意外に細かい取り決めが多いよね?」と言う形で、山本コーチに話が回ってきました。

そこで、元選手でもあるマネージャーの方から、「山本コーチの練習には、よりメッセージ性があるので、こういうことですよね?と連携が取りやすかった」というエピソードも語られていました。そして、感触が良ければ続けてみる。そうして選手自身の“武器”を引き出していく。

これは、INFJが得意とする「対話による成長促進」を、上手く陸上競技の指導に落とし込んだ理想形であると感じました。


「宇宙人」だけど、独りよがりではない

INFJは時に、直感的な関連性を語るがゆえに「何を言っているのか分からない」と思われがちです。私自身も、裏に秘めた関連性がなかなか上手く伝わらず、周囲から宇宙人扱いされることが多いのです。

しかし、山本コーチは決して独りよがりではありません。

例えば、大石コーチが笑っていたら話を止めて、「あれ、違ったかな?」と確認する。相手の反応をしっかり観察しながら会話を進める姿勢があります。また、マネージャーが言葉を慎重に選びながら話していると、「余白がね?」と適切な言葉を補い、背中を押してあげています。

彼自身が「伝わらないもどかしさ」を知っているからこそ、周囲の言葉のニュアンスを汲み取り、適切にフォローできる のではないでしょうか?


長期的に本質を見極める人

山本コーチのような指導者がいることは、中央大学の選手たちにとって大きな財産だと思います。

彼のスタイルは、時にはすぐには理解されない。でも、時間をかけてじわじわと浸透するものです。

「距離を食って栄養にする」「調子で走らない、力で走る」という言葉も、選手たちが本当に苦しい局面に立ったとき、初めてその意味を理解するのかもしれません。

また、そうした姿を誰かは見てくれていて、実際、藤原監督もコーチとして招聘しています。

そう考えれば、「宇宙人」扱いされるのも悪くない。山本コーチの人柄を見て、改めてそう思えました。





「回遊魚が泳ぎながら寝るみたいな」

私的にはそのままの意味だと思うのですが、やはりどうしても周囲からはキョトンとされてしまっています。山本亮コーチ、応援しています😂笑

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