国士舘大学のチーム詳細
国士舘大学のユニフォーム：
黒
国士舘大学の監督：
小川博之（おがわ ひろゆき）監督
検索ヒット数からみる国士舘大学の注目選手：
鈴木伸弥（すずき しんや）選手
茨城・水城高校出身
※2023年度 3年生
国士舘大学の主な大会成績結果
2022年10月 箱根駅伝予選会：10位（予選通過！）
2022年10月 【出雲駅伝】：不出場
2022年11月 【全日本大学駅伝】：不出場
2023年01月 【箱根駅伝】：19位
2023年06月 全日本大学駅伝関東地区選考会：７位（予選通過！）
2023年10月 箱根駅伝予選会：？位
2023年11月 【全日本大学駅伝】：？位
国士舘大学の箱根駅伝タイム解析(2023)
このブログに掲載するデータには、映像資料等をもとに鉄紺忍者（ @tetsukontasukiw ）自作のラップタイム試算ツールLAPTAによって算出した「推定タイム」を含みます。基本的な整合性の確認は行なっておりますが、正確性を保証しているわけではありません。このサイトによって生じた損害・トラブルに付きましては一切責任を負えませんので、ご自身の自己責任で閲覧いただきますようお願い申し上げます。
| 国士舘大学 １区 綱島 辰弥（４年） | ||
|---|---|---|
| 個人 | 全体平均 | |
| 05km | 15分19秒 ① 15’19 ① |
15分19秒 15’19 |
| 10km | 30分19秒 ① 15’00 ① |
30分19秒 15’00 |
| 15km | 44分59秒 ① 14’40 ① |
44分59秒 14’40 |
| 20km | 59分14秒 ③ 14’15 ③ |
59分25秒 14’26 |
| スパート | 4’03 ⑲ | 3’55 |
| 21.3k | 63分17秒 ⑬ | 63分20秒 |
| 神奈川・湘南学院高 出身
10000mベスト / 予想リザルト 28:45.21 / 63:26 ⑮ ハーフマラソンベスト / 予想リザルト 1:03:46 / 63:25 ⑮ | ||
・３年時に箱根９区で区間６位と好走経験もある、国士舘大学の日本人エースです。
・20km地点では、１位明治、２位駒澤に続く、３位集団に残っていました。
・最後のスパートだけで３位集団の10人に先行を許した形にはなりましたが、100m圏内に差をとどめ、２区の留学生エース・カマウ選手に繋げました。
| 国士舘大学 ２区 ピーター カマウ（２年） | ||
|---|---|---|
| 個人 | 全体平均 | |
| 05km | 14分24秒 ⑮ 14’24 ⑮ |
14分16秒 14’16 |
| 10km | 29分01秒 ⑫ 14’37 ⑫ |
28分52秒 14’36 |
| 15km | 43分59秒 ⑪ 14’58 ⑦ |
44分01秒 15’09 |
| 20km | 58分29秒 ⑨ 14’30 ⑥ |
58分49秒 14’48 |
| スパート | 9’25 ⑫ | 9’29 |
| 23.1k | 67分54秒 ⑨ | 68分18秒 |
| ケニア・カギラ高 出身
10000mベスト / 予想リザルト 28:31.82 / 68:51 ⑮ ハーフマラソンベスト / 予想リザルト 1:02:43 / 68:23 ⑬ | ||
・筆者 鉄紺忍者が「一色恭志型」と密かに呼んでいる後半追い上げ型の場合の理想的なラップです。
・高速化した現代において68分切りは派手なタイムではなくなりましたが、２区とは他にまたエースがいるチームでこれをやられるとライバル校には効果絶大です。
・10000mとハーフの持ちタイムから算出した予想タイムをいずれも上回っており、ロード適性を感じます。また、以降の自己ベスト更新にも期待が持てます。
| 国士舘大学 ３区 山本 龍神（３年） | ||
|---|---|---|
| 個人 | 全体平均 | |
| 05km | 14分24秒 ⑰ 14’24 ⑰ |
14分15秒 14’15 |
| 10km | 29分10秒 ⑳ 14’46 ⑳ |
28分42秒 14’27 |
| 15km | 44分41秒 ⑳ 15’31 ⑳ |
43分47秒 15’05 |
| 20km | 60分30秒 ⑳ 15’49 ⑳ |
59分02秒 15’15 |
| スパート | 4’10 ⑳ | 4’04 |
| 21.4k | 64分40秒 ⑳ | 63分06秒 |
| 鳥取・米子松蔭高 出身
10000mベスト / 予想リザルト 29:00.14 / 63:33 ⑮ ハーフマラソンベスト / 予想リザルト 1:03:07 / 62:46 ⑬ | ||
・この学年では、チームで唯一１年時から三年連続で箱根駅伝に出走しています。
・序盤の下り坂でうまくリズムに乗り切れなかったでしょうか。しかし区間最下位とはいえ、64分台でまとめています。同じ64分台の区間16位くらいまでは射程圏内だったかもしれません。数年前なら区間10位前後の記録でしょう。
・ハーフマラソンの持ちタイムでは３区出走者の平均（1:03:32）を上回っていました。
・４年生の綱島選手が抜ける今年度は、日本人エースとしての働きにも期待です。
| 国士舘大学 ４区 清水 悠雅（４年） | ||
|---|---|---|
| 個人 | 全体平均 | |
| 05km | 14分56秒 ⑳ 14’56 ⑳ |
14分31秒 14’31 |
| 10km | 30分24秒 ⑲ 15’28 ⑱ |
29分29秒 14’58 |
| 15km | 45分38秒 ⑱ 15’14 ⑯ |
44分30秒 15’01 |
| 20km | 61分14秒 ⑰ 15’36 ⑮ |
60分00秒 15’30 |
| スパート | 3’02 ⑯ | 2’59 |
| 20.9k | 64分16秒 ⑰ | 62分59秒 |
| 福井・鯖江高 出身
10000mベスト / 予想リザルト 29:33.10 / 65:01 ⑰ ハーフマラソンベスト / 予想リザルト 1:03:30 / 62:24 ⑨ | ||
・４年生らしい堅実な走りでした。後半に行くにつれ区間順位が上がっています。
・10kmまでの前半では平均ペースから30秒ほど遅れていましたが、後半は平均ペースとそれほど変わらないペースまで上がりました。
・１、２年時に終盤登りのある箱根８区を経験していたことが、箱根山が近づいてくる20kmのラップもそこまで落ちていない点に活きたのではないでしょうか。
| 国士舘大学 ５区 山本 雷我（３年） | ||
|---|---|---|
| 個人 | 全体平均 | |
| 05km | 16分11秒 ⑯ 16’11 ⑯ |
15分54秒 15’54 |
| 10km | 34分59秒 ⑬ 18’48 ⑩ |
34分40秒 18’46 |
| 15km | 54分08秒 ⑪ 19’09 ⑨ |
54分07秒 19’27 |
| 20km | 70分49秒 ⑪ 16’41 ⑪ |
70分53秒 16’46 |
| スパート | 2’20 ⑪ | 2’20 |
| 20.8k | 73分09秒 ⑪ | 73分13秒 |
| 福井・敦賀気比高 出身
10000mベスト / 予想リザルト 29:35.97 / 74:25 ⑭ ハーフマラソンベスト / 予想リザルト 1:04:51 / 74:41 ⑭ | ||
・４区→５区は、福井県の高校出身同士でのタスキリレーとなりました。
・２年時から二年連続での５区山上りに起用されています。
・自身が持っていた国士舘大学の５区最高タイム（1:13:50）をさらに更新しました。３年生ということで、箱根５区山上りにはもう一回チャレンジできます。
・特に函嶺洞門までの平地では、区間最下位あたりで推移していましたが、登りになると一転、区間順位がぐんぐん上がっていました。チーム順位も17位→15位と二つ上げています。
| 国士舘大学 ６区 中島 弘太（２年） | ||
|---|---|---|
| 個人 | 全体平均 | |
| 05km | 16分56秒 ⑯ 16’56 ⑯ |
16分47秒 16’47 |
| 10km | 30分32秒 ⑰ 13’36 ⑰ |
30分04秒 13’17 |
| 15km | 44分53秒 ⑱ 14’21 ⑳ |
43分37秒 13’33 |
| 20km | 59分42秒 ⑲ 14’49 ⑲ |
57分51秒 14’14 |
| スパート | 2’30 ⑲ | 2’26 |
| 20.8k | 62分12秒 ⑲ | 60分17秒 |
| 東京・城西大城西高 出身
10000mベスト / 予想リザルト 29:18.86 / 60:16 ⑬ ハーフマラソンベスト / 予想リザルト 1:05:40 / 60:17 ⑬ | ||
・10000m、ハーフマラソンともに、持ちタイムは６区出走者中でほぼ平均のタイムで、予測も大体60分16-17秒区間13位あたりでした。
・10kmまでは平均からやや遅れるペースにとどめましたが、10-15kmで平均から大きく後退、15-20kmではまだ下りが残っている中で平地並みの3分ペースまで落ちてしまいました。
・今後スタミナがついてくると、5000m13分台のスピードを活かすこともできそうです。
| 国士舘大学 ７区 西田 大智（２年） | ||
|---|---|---|
| 個人 | 全体平均 | |
| 05km | 14分58秒 ⑲ 14’58 ⑲ |
14分34秒 14’34 |
| 10km | 30分40秒 ⑲ 15’42 ⑲ |
29分51秒 15’17 |
| 15km | 46分28秒 ⑲ 15’48 ⑲ |
45分07秒 15’16 |
| 20km | 62分01秒 ⑲ 15’33 ⑲ |
60分14秒 15’07 |
| スパート | 4’06 ⑯ | 3’59 |
| 21.3k | 66分07秒 ⑲ | 64分13秒 |
| 埼玉・埼玉栄高 出身
10000mベスト / 予想リザルト 29:33.44 / 65:02 ⑱ ハーフマラソンベスト / 予想リザルト 1:04:51 / 65:05 ⑱ | ||
・終始区間19位、5キロ毎のラップが平均プラス30秒くらいでずっと推移していました。
・６区→７区→８区と、２年生同士でのタスキリレーとなりました。
・10区の１年生川勝選手と合わせて、今後の国士舘大学を背負っていくことになりそうです。
| 国士舘大学 ８区 鈴木 伸弥（２年） | ||
|---|---|---|
| 個人 | 全体平均 | |
| 05km | 14分58秒 ⑱ 14’58 ⑱ |
14分46秒 14’46 |
| 10km | 30分15秒 ⑮ 15’17 ⑭ |
30分00秒 15’14 |
| 15km | 45分51秒 ⑱ 15’36 ⑱ |
45分17秒 15’17 |
| 20km | 61分42秒 ⑯ 15’51 ⑬ |
61分09秒 15’52 |
| スパート | 4’26 ⑯ | 4’22 |
| 21.4k | 66分08秒 ⑯ | 65分31秒 |
| 茨城・水城高 出身
10000mベスト / 予想リザルト 29:28.59 / 66:10 ⑯ ハーフマラソンベスト / 予想リザルト 1:04:54 / 66:13 ⑯ | ||
・予想ツールが算出したタイムとほぼ同じ結果でした。力通りに走れていたと言えます。
・総合順位の近い専修大学の８区の選手と、区間タイム上でもデッドヒートを繰り広げていました。
・鈴木選手が15-20km遊行寺以降の登りコースで、区間13位ペースまで上げたことでわずかにリードし、勝負がついた形でした。
| 国士舘大学 ９区 福井 大夢（４年） | ||
|---|---|---|
| 個人 | 全体平均 | |
| 05km | 14分49秒 ⑱ 14’49 ⑱ |
14分32秒 14’32 |
| 10km | 30分34秒 ⑳ 15’45 ⑳ |
29分36秒 15’04 |
| 15km | 46分16秒 ⑳ 15’42 ⑲ |
44分35秒 14’59 |
| 20km | 63分38秒 ⑳ 17’22 ⑳ |
60分06秒 15’31 |
| スパート | 10’48 ⑳ | 9’41 |
| 23.1k | 74分26秒 ⑳ | 69分47秒 |
| 茨城・水戸工業高 出身
10000mベスト / 予想リザルト 29:17.51 / 71:07 ⑯ ハーフマラソンベスト / 予想リザルト 1:03:49 / 69:40 ⑫ | ||
・８区→９区は茨城県の高校出身同士での並びとなりました。
・一年前の３年時に、箱根６区山下りを経験しています。下りのある序盤５kmは順調な滑り出しでした。
・一方で、権太坂の登りに向けての箇所で苦戦しているようです。やはり下りが得意なタイプかと思われます。
| 国士舘大学 10区 川勝 悠雅（１年） | ||
|---|---|---|
| 個人 | 全体平均 | |
| 05km | 15分18秒 ⑱ 15’18 ⑱ |
14分52秒 14’52 |
| 10km | 30分39秒 ⑲ 15’21 ⑰ |
30分06秒 15’14 |
| 15km | 46分23秒 ⑲ 15’44 ⑲ |
45分35秒 15’29 |
| 20km | 61分55秒 ⑲ 15’32 ⑯ |
60分57秒 15’22 |
| スパート | 9’52 ⑭ | 9’53 |
| 23.0k | 71分47秒 ⑰ | 70分50秒 |
| 京都・洛南高 出身
10000mベスト / 予想リザルト 29:33.29 / 71:55 ⑱ ハーフマラソンベスト / 予想リザルト 1:04:44 / 72:01 ⑱ | ||
・国士舘大学は、19位でのフィニッシュとなりました。
・23kmのロング区間を、１年生にしてしっかりペース配分して走れています。他大学を見渡してもなかなかいない逸材だと思います。将来のエース候補でしょう。
・次回は箱根４区や箱根９区などでの起用もあるのではないでしょうか。
※2023/09/19 12:00 一部、走行順位と総合順位を混同して記載していた部分がありましたので、訂正いたしました。大変失礼いたしました。
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