
https://www.youtube.com/live/t_UW_96b7kY
こちらの記事は、2025年6月26日(木)に生放送した
「男鹿駅伝新コースについて知ろう!」の文字起こしを微修正し、AIによって要約したものとなります。
音声が出せない環境下や、興味のある話題の箇所だけ読みたい方におすすめです。
★レース配信(6/28 7:45-)
https://www.youtube.com/live/rch_3-Ed2dU?feature=share
★ 大学の部 区間エントリー
https://oganavi.com/ekiden/sheet/2025/order_univ.pdf
- 開始前の雑談【00:00-】
- 男鹿駅伝についての概要【12:00-】
- 男鹿駅伝 コースの変更点【21:00-】
- ★1区(8.7km):男鹿総合運動公園 → なまはげ直売所【26:10-】
- ★2区(6.0km):なまはげ直売所 → 八望台(完全新コース)【34:30-】
- ★3区(8.1km):八望台 → 入道崎(旧5区と同コース)【46:08-】
- ★4区(9.2km):旧6区+新コースの折衷構成、箱根7区タイプの試金石【58:53-】
- ★5区(7.5km):旧3区の完全逆走コース、箱根5区の試金石に【1:06:36-】
- ★6区(11.8km):名物区間と称される難所、絶景とアップダウンの連続【1:14:44-】
- ★7区(13.5km):男鹿駅伝最長区間、逆転ドラマと集大成のステージ【1:25:03-】
- ★総まとめ
開始前の雑談【00:00-】
【00:00-】AIによる要約
先日の全日本選考会について、事前のデータ分析から「7位と僅差の8位」という予想を立てていましたが、実際にその通りの結果になったため、驚くとともに複雑な心境でした。
ショックな結果の直後は、感情がSNSで過熱してしまう可能性があると考え、当日は冷静な気持ちでブログを更新しました。気持ちを整理する助けになればと思いましたが、それぞれが自分なりのペースで受け止められればよいとも感じています。
試合当日は会場に行きましたが、チケットの列に並んでいる時、松井選手や迎選手とすれ違い、松井選手の非常に落ち着いた様子を見て、好結果を予感しました。実際、彼はエースらしい見事な走りを見せてくれました。
会場にはさまざまな大学のファンがいましたが、敵対意識を持つのではなく、「駅伝を愛する仲間」と考えて楽しく観戦しました。予選にもかかわらず、多くの人が集まったことを嬉しく感じました。
観戦時は雨で大変でしたが、最前列の席を取りました。
(後方席にしか屋根がない)
当初座った席の隣に少し迷惑な人がいたため、席を移動したところ、東洋大学ファンのお姉さま方に囲まれる席となり、熱量に圧倒されつつも心強く観戦を楽しめました。
選手入場時、マシュー選手が1番に入場した瞬間は特に印象的で、観戦に来てよかったと感じました。また、網本選手が東京国際大学の古賀選手(2年生)から親しげに声をかけられている様子など、川原選手(順天堂、2年生)を始め、地元の後輩たちに慕われている様子を見て、現地観戦ならではの温かい場面に出会えました。
放送開始直後、10人ほどの視聴者の方々にご参加いただきました。ありがとうございます!
視聴者の方から「鉄紺忍者さんのX(旧Twitter)での告知のおかげで、上下登山用のレインウェアを準備し、雨をしのげました」というコメントをいただきました。
というのも、試合一週間前ほどに、
「会場内での傘の使用は禁止されることが多く、傘だけを持っていくと現地で困ってしまうため、レインウェアの着用を推奨します」
「当日はみんなで雨の妖精(レインコート姿)になりましょう」
といった情報を事前に発信していたのでした。
実際、傘は周囲の視界を遮ってしまうため、多くのスポーツ観戦会場でも禁止されています。
皆さんに事前に呼びかけを行っていたことで、実際に助かったという方がいらして、本当に良かったです。
男鹿駅伝についての概要【12:00-】

放送が正式に開始し、改めて挨拶をした後、視聴者の皆さんに参加への感謝を伝えました。
今回は6月28日(土)に開催される『男鹿駅伝』の新コースについて予習する企画であることを改めて説明し、事前にX(旧Twitter)で20名ほどの方々が反応をくださったことにもお礼を述べました。
『男鹿駅伝』は秋田県の男鹿半島を舞台に、大学・実業団チームが高校生より少し早い8時半にスタートします。コースは半島をぐるりと一周し、箱根駅伝の5区・6区に匹敵するほどの激しいアップダウンや、日本海沿いの美しい自然を楽しめるのが特徴です。
東洋大学は秋田出身の佐藤元コーチ(当時監督)の影響もあり長年参加しており、現在の酒井監督も学生時代に3区を走った経験があります。ただ、過去にはあまり身近な大会という感覚はなく、「遠いところでやっている駅伝」という印象でした。最近になって改めて興味を持ち、地元以外の人にもわかりやすく、Googleマップなどを活用した新コースの解説を試みています。
過去には大会の詳しい情報が乏しく、どこか遠い海外マラソンの結果を聞いているような距離感がありましたが、これを機に皆さんと一緒により深く楽しんでいきたいと考えています。
(※その結果を知ることができていたのは、間違いなく『輝け鉄紺』さんのサイトがあったおかげです。ありがとうございます。)
私が『男鹿駅伝』に興味を持ったのは、2年前にYouTubeでコモディイイダの監督さんがアップしてくださった動画がきっかけでした。その動画では東洋大学の西村真周選手が走る様子や、コースの厳しいアップダウンがよく分かり、酒井監督の声かけなども聞けてとても面白かったです。まだ見たことがない方は、ぜひ『”男鹿駅伝2区” “西村”』などで検索してご覧になることをおすすめします。
近年では中央大学や青山学院大学などの箱根駅伝常連校も出場するようになり、スポーツ報知などでも報道されるような注目度の高い大会になりました。注目度が上がっている今こそ、この駅伝について詳しくなれば、今後も楽しめる大会になると思います。
また、この大会はトラックシーズンが終わり、夏合宿前という微妙な時期に開催されるため、バリバリのレギュラー選手よりも、春シーズンにあまり出番がなかった下級生や復帰途上の選手が多く出場します。そのため、『登竜門的な駅伝』として注目されており、ここでの活躍が秋の大学駅伝や箱根駅伝出場へのステップになることも多いです。
さらに、2025年からコースが一新され、これまでの時計回りから反時計回りに変更となりました。新コースを攻略する新鮮さもあり、後半区間が長くなったことで逆転劇などドラマチックな展開が期待されています。
今年はYouTubeでのライブ配信も予定されており、大会がより盛り上がりそうです。新しいコースを楽しみつつ、これからも『男鹿駅伝』を応援していきたいと思います。
男鹿駅伝 コースの変更点【21:00-】

新しくなった男鹿駅伝のコースは、これまでの時計回りから反時計回りに変更されたため、旧7区を逆走する形で1区が始まります。
新しい1区と2区は、これまでとはほぼ完全に異なるルートを走ります。2区のラストは旧4区のゴール地点だった八望台で、ここから先は従来通りの馴染みあるコースが続きます。
新3区は旧5区とほぼ同じですが、以前あったUターン地点がなくなったため、表記上100mほど短くなっています。旧4区は八望台を目指して坂を上り、次の5区がUターンして下るコースでしたが、新2区は別の方向から八望台に到達するため、そのまま3区へとスムーズに繋がります。
新4区は旧6区の途中までを走り、その後右に曲がり、昨年までの第3中継所へと向かいます。後半の3区間は昨年までの前半3区間を逆走する形で進行し、全体の距離はほぼ変わりません。
新コースの特徴を把握すると、よりレースの展開を楽しめるかと思います。

現在、私のYouTubeチャンネルにて公開中の「男鹿駅伝コース紹介動画」は、おかげさまで再生数が800回近くに達しました。ご覧いただいた皆さま、本当にありがとうございます。
この動画は、Googleストリートビューのスクリーンショットを約6000枚も使用し、実際にコースを走っているかのような臨場感を目指して制作したものです。手間も時間もかかりましたが、多くの方に見ていただけて嬉しく思っています。
今回はその動画を使いながら、各区間を一緒に確認していくスタイルで配信を進めました。動画を通じて視覚的に理解を深めていただければと思っています。
昨年は中央大学駅伝部がインスタライブで現地の様子を配信してくださっていて、それも参考になりました。また、自作のコース動画によって1キロ毎の目印を把握できたことで、現地でのラップ計測も可能になるなど、去年は特に男鹿駅伝の楽しみ方に革命が起きたのでした。
今年はYouTubeで公式ライブ配信が予定されているということで、視聴環境も一層整いそうです。
↑ 私のコース紹介動画も、男鹿駅伝という大会自体の魅力、そして皆さんの駅伝への情熱によって、多くの方に注目いただけていることに感謝しています。
それではここから、コースを一区間ずつ見ながら、予習していきましょう。
★1区(8.7km):男鹿総合運動公園 → なまはげ直売所【26:10-】

1区は、旧7区の逆走+新コースという構成ですが、実際にはスタートしてすぐに新コースへと入るため、ほぼ完全な新コースといって差し支えありません。
スタート地点は「男鹿総合運動公園」で、ゴールは「なまはげ直売所」。名前の印象に反して、どうやら新鮮な(?)ナマハゲそのものが売られているわけではなく、地元の野菜や米、魚などを扱う特産品直売所です。男鹿は土壌に粘り気があり、お米が美味しいことでも知られています。
コースは全体的に細かくアップダウンが続く構成で、序盤からすでに上りが始まります。5.5km地点には給水所が設置されており、暑さ対策も考慮されています。
距離は昨年より短く、今回は8.7km(昨年は約15km)ということで、より短期決戦の色合いが強く、集団がバラけにくいレース展開になることが予想されます。昨年のように1区で大差をつける展開にはなりにくいかもしれません。
東洋大学の選手起用を見ても、必ずしも典型的な「1区タイプ」の選手ではなく、復路向きの選手が起用される傾向が見られます。これはコースの特性を重視しての采配かもしれません。純粋に「1区適性を試す」目的での起用というよりも、コース攻略を重視した構成と捉えられそうです。
映像から見るコースの詳細とポイント
放送内では、映像とともに1区のコースを確認しました。スタートは男鹿総合運動公園で、まず左折して進みます。これは昨年のアンカーたちがスパートしてきた方向とは逆で、旧コースを逆走するようなスタートになります。
1kmほどで完全な新コースに入り、ここからは未知の区間です。2km過ぎからじわじわと登りが始まり、5km手前まで続くため、前半は我慢比べのような展開が予想されます。
5.5km地点には給水ポイントがあり、その直後に下り坂が始まるため、ここが最初の勝負所になるかもしれません。仕掛ける選手が出てくる可能性がありますが、その後には3段・4段構成の厳しい登りが控えており、最後まで逃げ切れるかどうかがポイントとなります。
フィニッシュ地点の「なまはげ直売所」は、出雲駅伝1区のように駐車場の中へ入っていく構造になっており、選手は間違えないように注意する必要があります。出雲駅伝では、過去に東洋大学の選手がコースを間違えてしまう事件がありましたが、ある意味しょうがない面もあったと思っています。
誰が1区を任されるのか、現時点では分かりませんが、個人的には1年生の岸本選手や、復帰が期待される宮崎選手に注目しています。トップで中継できれば、スムーズなレース展開になるのではと期待しています。
★2区(6.0km):なまはげ直売所 → 八望台(完全新コース)【34:30-】

2区は完全な新コースで、スタート地点は「なまはげ直売所」、ゴールは絶景スポットとして知られる「八望台」です。コースは前半がやや下り基調、後半が本格的な登りという構成になっており、走力と耐久力のバランスが問われる区間です。
中間地点あたりで直角に左折し、そこから登りが始まります。4.7km地点に給水所が設けられており、傾斜の厳しい登坂の中での「救いの水」になるかもしれません。
この後半の登りは、約3kmの間に160mを登るというもので、1kmあたり50〜60mの高低差に相当します。これは箱根駅伝5区の「大平台」付近に匹敵するレベルで、相当の脚力と粘りが求められます。
そのため、この2区は「箱根5区を走りたい選手」にとってアピールの場にもなり得ます。候補としては、飯田ケビン選手や馬場大翔選手などの名前が挙がります。私個人の希望としては、1区に岸本選手、2区に飯田選手という“1年生リレー”を見てみたいところです。次代の東洋を担う若手にとって、このレースは絶好の登竜門ともいえるでしょう。
今回の2区は全体の中で最も短い6.0km区間となり、これまでの「坂ダッシュ区間」だった旧3.8km区間に似た傾向の選手が起用される可能性があります。そのため、各校の起用選手を見ることで、監督陣の期待や戦略が垣間見える注目区間です。
===
映像とともに登りの迫力を体感
映像を使って、2区の実際のコースを確認していきました。序盤に通る「十二桜森林公園」は、男鹿市が観光スポットとして大切にしている場所の一つです。地元の方々へのリスペクトを込め、こうした名所は動画内でも紹介を加えるよう心がけています。
3km地点でコースは左折し、ここから本格的な登りが始まります。特に4km付近では、1kmで60m近い高低差があり、Googleストリートビュー上でもはっきりとした傾斜が確認できるほどです。登りの最中にある給水ポイント(4.7km付近)は、走る側にとっては“救いの水”になるかもしれません。スタッフの手渡しになる可能性もあり、注目のポイントです。
森に囲まれた景観は、まるで箱根駅伝の5区・小涌園付近を思わせる雰囲気で、この区間で力を発揮できれば、箱根の山登り区間への大きなアピールになるでしょう。
終盤には、かつて松山選手が復帰レースでタスキをつないだ八望台付近の地点に到達します。去年は倉本選手が区間賞を取った印象的な場面でもありました。以前はここでUターンして5区へつなぐ形式でしたが、今年は逆方向から登ってきてそのまま進行方向へ進む形に変更されています。
また、コメント欄では西村選手の1区起用を予想する声や、飯田選手・半田選手への期待も多く見られ、1年生起用や経験者の復帰も含めて様々な観点からの盛り上がりがありました。
このように、映像で傾斜や景色を可視化することで、紙の地図では伝わりにくいリアルな迫力を共有できたと思います。特に山登り適性を見極めるには最適な区間といえるでしょう。
★3区(8.1km):八望台 → 入道崎(旧5区と同コース)【46:08-】

3区は、昨年までの旧5区と同じルートで、八望台から男鹿半島の先端・入道崎へと一気に駆け下る区間です。入道崎は灯台などがあり、観光名所としても知られる岬です。
過去には高橋康之介選手などが走った区間で、菅野選手が区間記録を保持していたものの、コース変更前に誰かが更新したかどうかは失念してしまいました。
3区には給水ポイントの明記がありませんが、昨年の中央大学駅伝部によるインスタライブ映像などから、監督車などの並走車両から水を渡していた様子が見られます。このため、集団がばらけはじめる3区以降は個別の給水対応に切り替えている可能性があります。
コース自体は下り基調ですが、急坂と平坦を繰り返すため、箱根6区のような一気に下る構造とは異なります。したがって、「ここを走ったから箱根6区要員」とは限らず、スタミナ育成段階の選手や、これから1万mへ距離を伸ばしていきたいタイプの選手が起用されやすい印象です。
藤本駿世選手の起用にも触れましたが、秋田出身とはいえ男鹿とは少し離れた地域の出身だったようで、地元レースというほどではなかったと後で知りました。それでも、高校生時代からなじみのある大会に、大学生として戻って来られたことは良い経験になったのではないかと思います。
このように、3区は実力のある若手にとってステップアップの場としても注目される区間です。
===
映像で見る絶景と実況の難しさ、そして駅伝文化への願い
3区は、昨年と同様のコースであるため、今回のコース紹介映像には前年の撮影素材を使用しました。下り坂が続く区間で、特に2回目の下りに差しかかると、日本海が広がる絶景が現れ、視覚的にも大きな魅力があります。
ただし、この絶景エリアは通信電波が不安定で、昨年の中央大学によるインスタライブ配信でも映像が乱れる場面がありました。今年の公式配信でも「2区〜4区は映像が映らない可能性がある」と告知されており、電波状況による影響が心配されています。
そのため、もし当日配信が途切れた場合には、自分のコース知識を活かして同時視聴配信などで補完できたらと考えています。広がる空、美しい海、観光地としても知られる「入道崎」など、男鹿ならではの自然を感じられる3区は、映像が映らなくてもイメージを共有できるような工夫をしていきたいと思っています。
また、駅伝の地方開催やライブ配信の充実により、「駅伝文化を残していきたい」という思いも強くなっています。駅伝は近年開催数が減る傾向にあり、このままでは将来的に箱根駅伝を志す若者が減ってしまう懸念もあります。箱根駅伝だけでなく、その土台となる地域駅伝こそが未来を支えている存在です。
こうした背景から、自身の活動としてコース紹介動画を制作したり、応援の声を発信することで、少しでも駅伝文化の灯を守っていけたらと願っています。海外では「UK駅伝」のような新しい取り組みも始まっており、駅伝が日本の枠を超えて広がっていく可能性にも希望を感じています。
★4区(9.2km):旧6区+新コースの折衷構成、箱根7区タイプの試金石【58:53-】

4区は、前半の5.4kmまでは旧6区と同じルートをたどり、そこからは新コースへと移行します。途中でグインと右に曲がる地点からが新ルートで、今年ならではの注目ポイントとなります。
全体としては男鹿駅伝にしては比較的フラットな構成となっており、平地タイプの選手が起用される可能性が高いと見られています。
スタート直後は下り、そこから中盤に登り、ラストは再び下るという構成で、ペースアップしやすいコース形状が特徴です。特に中盤でエンジンをかけてラストを下りでまとめられる点が、箱根駅伝7区に非常によく似ていることから、「箱根7区候補選手の試金石」としても注目しています。
起用予想としては、1区で登場しなかった場合の岸本選手や、スタミナ型の原田選手などが候補に挙げられます。どちらも1年生ながら、下り・登り・再下りという構成を走り切るだけのポテンシャルが期待されています。
なお、コース上にある「戸賀トンネル」付近の高低差グラフに、異常に急な上昇が描かれていた件については、距離計測アプリの仕様による誤認の可能性があります。実際にはトンネルに向かって緩やかに下っていく構成であり、過度な登り区間ではないとの見解です。
終盤は勢いに乗って駆け下りられるコースだけに、積極的な走りで流れをつくる区間として注目されます。
実走映像とともに感じた「箱根7区型」コース
4区の実走映像を確認しながら、旧6区を踏襲する前半パートと、新コースに入る後半パートの様子を紹介しました。
旧6区を走った選手としては、中央大学の前田選手や十文字選手など、「バネより安定感と脚力で押していく」タイプの選手が多く起用されてきた印象があります。タイツがパツパツになるようなガッチリ体型の走りが似合う区間です。
昨年は中央大学の阿部選手が5キロ推定15分12秒で通過しており、3分/kmを切るのは難しい区間。暑さやアップダウンの影響で、1年生が走ると5キロ通過15分20〜30秒程度になるのではと見ています。
トンネル手前が最高地点で、そこから一気に下っていく構造。特にトンネルを抜けた後のロングダウンヒルは、箱根駅伝7区の終盤—大磯駅前の下り坂に非常によく似ており、スピードを生かした展開が期待されます。
今回新たに加わったこのトンネル〜旧第3中継所にかけての区間は、去年の男鹿駅伝にはなかった新ルートであり、コース動画を作成している中でも「ここからこう繋がるのか」と新鮮な驚きがありました。
この中継所は、昨年まで第3中継所として使われていた場所で、岸本選手から倉本選手(その前年は薄根選手から松山選手)へとタスキが渡された、思い入れある中継地点です。今年は第4中継所として再登場する形になります。
配信については「上尾ハーフ的な形式かも」とのコメントが寄せられ、先導車やバイクによるブレのある追走映像を想像する視聴者も多い様子。実際に電波状況なども考慮すると、ライブ映像が映らない時間帯には、1/9倍速で自作のコース動画を流しながら実況解説を行うという案も構想中です。
放送が見られない間でもレースを一緒に楽しめるよう、引き続き工夫していきたいと思っています。なお、生放送は予定より少し延長しましたが、アーカイブも残す予定ですので、後日でもご視聴いただけます。
★5区(7.5km):旧3区の完全逆走コース、箱根5区の試金石に【1:06:36-】

5区は、昨年の3区とまったく同じ道を逆走する構成となっており、昨年は岸本選手が区間賞を獲得した区間です。
コースは、序盤は平坦、中盤はほぼノンストップの上り、そしてラストは再び下りという三段構成で、特に中盤の登坂が厳しいのが特徴です。箱根駅伝の5区(山上り)とも共通点が多く、ラストに向けて下る点も含めて“山登り+ラストスパート”の練習に適した区間と言えます。
候補選手としては、馬場大翔選手のような登坂型や、序盤を抑えた展開が得意なタイプが適しており、箱根8区を走った網本選手のように、平坦区間でしっかり心拍数をコントロールできる選手が好ましいと考えられます。
タスキを受けた直後は気持ちが高ぶりオーバーペースになりがちですが、特にこの区間は序盤で飛ばしすぎないことが肝心です。ランナー自身の体感よりも少し抑え気味に入ることで、心拍数や体温の急上昇を防ぎ、後半の登りに備える必要があります。
上り坂では一度心拍数が上がりすぎると、ペースを戻しても呼吸やパフォーマンスがなかなか回復しないため、レースの入り方が非常に重要になります。この点では、レース経験が浅い選手でも、ここで“失敗を含めた経験値”を積むことができれば、大きな成長のチャンスとなるはずです。
駅伝の山場ともいえるこの5区で、誰がどういった走りを見せてくれるのか、大いに注目が集まります。
実走映像と選手起用の可能性を探る
コース映像を通して、5区の実際の傾斜や景観を確認しました。登りが始まるのは男鹿水族館付近からで、これまで下りだったヘアピンカーブを逆走して登る構成に変化しています。特にこの登りは相当厳しく、選手にとっては大きな負荷がかかるポイントになります。
中間点付近で一旦最高地点に達した後は、下りと登りが交互に現れる“地味坂区間”が続き、見た目以上に脚を削られる展開に。動画内の標高表示では「80→80」と、平坦に見える区間も、実際には一度下ってまた登る“トントン”構成で、心身ともにタフな走りが求められます。
このような複雑な高低差のある区間は、箱根駅伝5区の山登りに近い一方で、箱根2区や4区にも通じる地味な強さが問われるタイプとも言えます。特に宮崎選手のような、外側の筋肉が発達した走りの力強いタイプは、下り→登りの切り替えに強く、男鹿駅伝5区にマッチする可能性があります。
宮崎選手はヴェイパーフライの反発に耐える強靭な脚力を持っているにも関わらず、股関節を痛めていたという情報もあり、現在は調整中の模様。ただし、この怪我を機に柔軟性を高めることで、より高次元な選手へと進化する可能性も感じられます。
今回の区間では、馬場大翔選手のような登り適性を持つ選手の起用も有力視される一方、宮崎選手が万全であれば“復活の走り”にも期待が寄せられます。個人的には、箱根2区・4区候補として育ってほしい選手の一人です。
ラストは下り基調となっており、桜島駐車場付近を通って中継所に到達します。この中継所は、昨年マシュー選手が力強く駆け込んできた印象的なシーンでもあり、今年はどんな選手がタスキをつなぐのか楽しみな区間です。
★6区(11.8km):名物区間と称される難所、絶景とアップダウンの連続【1:14:44-】

6区は、昨年マシュー選手が力走した旧2区の完全な逆コースで、選手の間でも「名物区間」と呼ばれていそうな、非常に過酷なルートです。高低表を見るだけではその厳しさは伝わりにくいですが、実際に見ると、登って・下って・また登って・下るというアップダウンの連続が繰り返され、これまでの区間以上の難所となっています。
高低図の縦軸がこれまでの0〜100mではなく、0〜400mにスケールアップしていることからも、その起伏の激しさが窺えます。
ただし、コースの後半では眼前に走行ルート全体が見渡せるような絶景ポイントもあり、自然の美しさも魅力のひとつ。とはいえ、走る選手にとっては風景を楽しむ余裕がないほどの負荷がかかる区間であることは間違いありません。
この区間の適性は、5区や6区など“山の登り下り”に強いタイプの選手が求められます。候補としては、飯田ケビン選手、馬場大翔選手、宮崎選手、あるいはマシュー選手のリベンジ起用などが考えられます。1年生には厳しい内容であり、起用するならば最低でもハンダ選手のような経験値のある選手が望ましいと考えられます。
過去には小林選手、西村選手、薄根選手、宮下選手らがこの区間を走っており、中央大学の中澤選手が出すまでは、宮下選手が36分49秒で学生区間記録を保持していました。新コースは若干下りが増えたため、全体としては37分前後、あるいはそれより少し速いタイムが期待されます。
選手の力と戦略の巧拙が明確に表れる区間であり、レース終盤の流れを決定づける重要なパートです。
推し区間・絶景と難コースの融合、そして選手起用の見立て
6区は私自身が最もお気に入りの区間であり、コース紹介動画のBGMも特にこだわって選曲しました。時間がない方も、ぜひこの区間だけでも映像をご覧いただければと思います。
コースは、最初の1kmこそ穏やかですが、その後一気に130mの登りが始まり、ペースをつかむ前に急坂に突入します。これは、箱根駅伝6区(山下り)のように、序盤から登りがある点と非常に似ており、実戦的な練習にもなり得る構成です。
中盤には、一度下ってからさらに登り返すセクションがあり、最高地点は標高200m。男鹿駅伝の中でも八望台と並ぶ屈指の標高です。
その後は急な下りが続き、やや緩やかなセクションを挟んで再び下る複雑な構成となっています。ラスト3kmは平坦で、これもまた箱根駅伝6区の後半にも通じる展開です。沿道から見える絶景もこの区間の魅力で、自分がこれから走るコース全体が視界に入る場面は圧巻です。
途中には門前の「なまはげ立像」など、男鹿らしい観光スポットも点在し、文化的な味わいもあるコースです。ラストの「館山トンネル」を抜けると中継所に到着します。
実際の通過タイムとしては、昨年の中央大学・佐藤大介選手が10kmを31分56秒で通過しており、新コースではやや下りが増えた分、もう少し速くなる可能性もあります。
選手起用に関しては、マシュー選手のリベンジ起用や、登りと下りのバランスが必要な馬場大翔・宮崎選手らの可能性が挙がっています。また、コメントでも多く名前が挙がっていた倉本選手も、エントリーされていれば走って欲しかった選手です。
金曜日に予定されている開会式の前後で、どうやらエントリーメンバーが明らかになる見込みですので、楽しみに待ちたいと思います。
★7区(13.5km):男鹿駅伝最長区間、逆転ドラマと集大成のステージ【1:25:03-】

7区は、今回から新たに「最長区間」として設定された13.5kmのロング区間です。これまでも、同様の長距離区間は翌年の箱根駅伝でレギュラーを担うような選手たちが多く起用されており、今回も“レギュラー格”のエースが任される可能性が高いと見られています。
候補としては、西村真周選手や宮崎選手など経験豊富な上級生の名前が挙がるほか、私的には濱中選手、久保田選手にもリベンジの機会として走ってほしい思いがありましたが、エントリーに名前はありませんでした。チームの構成次第では1年生主体になる可能性もあり、起用方法が注目されます。
コースは男鹿駅伝では珍しい「ほぼ平坦コース」で、ロードレース型の平地エースが力を発揮しやすい構成です。そのため、1分〜1分半の差であれば逆転が起こり得るドラマチックな展開も期待されます。
ルートは、海沿いのエリアからスタートし、途中で山の切通しのような道に入り、最後は市街地へと下っていきます。ラストには約40mの登りが待っており、これは“男鹿駅伝的には平坦”に感じられるかもしれませんが、実際にはしっかりとした登り坂で、終盤のアクセントとしてレースを左右する可能性もあります。
コース動画では、20m以上の連続登坂がある箇所には「登り」のラベルを付けており、終盤の40m登坂もその目安を超えていることから、要注意ポイントといえます。
男鹿駅伝のフィナーレを飾るにふさわしい、実力者の見せ場と逆転劇の起きやすい区間となるでしょう。
男鹿駅伝を箱根へとつなぐ最終区、選手たちの成長と未来
7区の実走映像を見ながら、最終区間ならではの見どころを紹介しました。昨年は中央大学のインスタライブが途中から配信され、1区・久保田選手の走る姿を一瞬だけ見ることができました。当時、久保田選手が必死に追った中央の本間選手は、年明けには箱根駅伝3区を走り、注目を集める存在に。こうして、男鹿駅伝は箱根へと繋がっていく面白さがあります。
コースは序盤こそ平坦ですが、4km地点付近にある「鵜ノ崎海岸公園」を抜けて、少しずつ変化が始まります。7kmあたりでは海を離れ、住宅街に入り、そこから一気にアップダウンへ突入。切り通しのような山道を経て、市街地へと進み、男鹿駅や道の駅オガーレなど、市の中心部へ向かいます。
このあたりから景色がガラリと変わり、「レース終盤に突入した」ことを実感させてくれる構成になっています。
昨年の1区での3分/km近いペースに倣えば、アンカーでも同等のペースで押し切る力が求められます。一方、13.5kmという距離に対応しきれない選手は、終盤で一気に1分以上の差をつけられる可能性もあり、体力・戦略ともに高度なバランスが必要とされる区間です。
ラストは小さなアップダウンもあり、アンカー対決になった際には勝敗を決める勝負所にもなり得ます。
★総まとめ
★コース分析

配信の最後には、男鹿駅伝の全体像をより深く把握するために、各区間の「登り成分」「下り成分」を数値化し、コースごとの性質を分析した独自のチャートを紹介しました。
特に注目なのは、「登り−下り」だけでは判断しづらいコースの個性を補うために導入した「標高偏差」というオリジナル指標。これは各1kmごとの標高変化がどれほど上下にブレているかを示すもので、数字が大きいほどアップダウンが激しい区間であることを意味します。
たとえば1区は「小刻みな+上り」タイプ、そして5区・6区は箱根駅伝を意識した登り・下りがしっかり組み込まれた設計。さらにアンカー(7区)は13.5kmと長く、平坦です。
こうした分析からも、今年の男鹿駅伝のコースは「箱根駅伝に繋がる舞台」として、記憶に残りやすく、かつ育成にも最適なものになっていると実感しました。
★大会を支える精神:敵ではなく、共に盛り上げる仲間として
最後には、青学・中央などの強豪校が次々と男鹿駅伝に参戦するようになった今、「ライバルは敵ではなく、共に大会を育てる同志である」という想いを共有しました。応援とは、リスペクトの表れであり、それぞれの挑戦を讃える文化を広げたいという願いを語りました。
★お知らせ:夏の電子書籍・同時視聴配信について
夏の試合が少ない時期でも、駅伝ファンに楽しんでいただけるよう、青森ディスタンスチャレンジまでの情報を反映した「夏の総まとめ」電子書籍を、7月上旬の発売に向けて準備中です。7月以降、配信アーカイブの概要欄にもAmazonリンクを掲載予定です。
また、当日の男鹿駅伝での同時視聴配信も検討中。朝8時半スタートに間に合えば、現地映像が映らない時間帯の“繋ぎトーク”として楽しんでいただけるかもしれません。
★お礼とエンディング
平日の夜遅くにもかかわらずご視聴くださった皆さま、本当にありがとうございました。当日はまた配信等でお会いできたら嬉しいです。
https://www.youtube.com/live/t_UW_96b7kY
こちらの記事は、2025年6月26日(木)に生放送した
「男鹿駅伝新コースについて知ろう!」の文字起こしを微修正し、AIによって要約したものとなります。
音声が出せない環境下や、興味のある話題の箇所だけ読みたい方におすすめです。

