※あくまで推定ですので、参考程度にご覧ください。
6区 0:56:47 ① 野村 昭夢(青山学院大学4年)
05km 15:55 ① – 15’55” ①
10km 28:32 ① – 12’37” ①
15km 40:58 ① – 12’26” ①
20km 54:30 ① – 13’32” ④
20.8km 56:47 ① – 2’17” ③
【Perfect】
6区 0:57:38 ② 伊藤 蒼唯(駒澤大学3年)
05km 16:00 ② – 16’00” ②
10km 28:47 ② – 12’47” ②
15km 41:52 ② – 13’05” ③
20km 55:19 ② – 13’27” ③
20.8km 57:38 ② – 2’19” ⑤
【Perfect】
6区 0:58:06 ③ 小林 竜輝(城西大学1年)
05km 16:20 ⑭ – 16’20” ⑭
10km 29:09 ③ – 12’49” ③
15km 42:25 ④ – 13’16” ⑦
20km 55:48 ③ – 13’23” ①
20.8km 58:06 ③ – 2’18” ④
【適性抜群・後半型】
下り山中の最高スピードもさることながら、下り終わってからの「立ち上がり加速」が非常に優れています。走力が伸びるにつれ今後57分台が狙える逸材でしょう。
6区 0:58:13 ④ 廣田 陸 (帝京大学2年)
05km 16:14 ⑨ – 16’14” ⑨
10km 29:10 ④ – 12’56” ⑤
15km 42:10 ③ – 13’00” ④
20km 55:49 ④ – 13’39” ⑥
20.8km 58:13 ④ – 2’24” ⑪
【下りで本領発揮・中盤型】
—– 分断点1 —–
6区 0:58:45 ⑤ 山﨑 一吹(早稲田大学2年)
05km 16:19 ⑬ – 16’19” ⑬
10km 29:23 ⑤ – 13’04” ⑦
15km 42:43 ⑥ – 13’20” ⑩
20km 56:17 ⑤ – 13’34” ⑤
20.8km 58:45 ⑤ – 2’28” ⑮
【最後まで地に足ついた・バランス型】
6区 0:58:49 ⑥ 浦田 優斗(中央大学4年)
05km 16:15 ⑩ – 16’15” ⑩
10km 29:45 ⑮ – 13’30” ⑲
15km 42:57 ⑩ – 13’12” ⑤
20km 56:37 ⑧ – 13’40” ⑦
20.8km 58:49 ⑥ – 2’12” ①
【最後まとめてくるベテラン・後半型】
エンジンがかかるまで苦労している印象です。しかしさすが最後は、しっかりまとめてきています。藤原監督が「59分は切れる」という声掛けだったところから、ラスト800mの脅威的なスパートで、一気に58分40秒台まで持っていっています。
6区 0:58:49 ⑥ 上田 航大(神奈川大学1年)
05km 16:11 ⑦ – 16’11” ⑦
10km 29:27 ⑥ – 13’16” ⑩
15km 42:36 ⑤ – 13’09” ④
20km 56:22 ⑥ – 13’46” ⑫
20.8km 58:49 ⑥ – 2’27” ⑭
【可能性溢れる・バランス型】
エース宮本選手が最終学年を迎える来年度に躍進を狙う、神奈川大学の救世主が現れました。
一斉スタート組の中で、最初に小田原へ到着した選手でした。おそらく10kmあたりからのペースアップで集団を大きく引き離しています。
集団のペースに惑わされない状況判断力に加え(最初はついていかない選択をしていたっぽいです)、登りも下りも元々の走力で押し切れている感じがしました。
来年度以降スタミナもつけて、6区→2区に転向した鈴木健吾選手のように、二年目から平地で勝負しても面白い選手だと思います。
6区 0:58:55 ⑧ 林 龍正(順天堂大学2年)
05km 16:15 ⑩ – 16’15” ⑩
10km 29:29 ⑩ – 13’14” ⑨
15km 42:46 ⑦ – 13’17” ⑨
20km 56:30 ⑦ – 13’44” ⑩
20.8km 58:55 ⑧ – 2’25” ⑬
【超バランス型】
ターゲット59分切りのお手本のようなラップです。上り坂・下り坂・平地どれをとってもバランスがいいです。
6区 0:58:56 ⑨ 西村 真周(東洋大学3年)
05km 16:09 ⑥ – 16’09” ⑥
10km 29:36 ⑬ – 13’27” ⑯
15km 43:14 ⑭ – 13’38” ⑰
20km 56:40 ⑩ – 13’26” ②
20.8km 58:56 ⑨ – 2’16” ②
【平地で押し切る・後半型】
・前回に引き続き、下り切ってからの終盤の追い上げが秀逸です。小柄で馬力のあるランニングスタイルも手伝って、下りのダメージを最小限に抑えているでしょうか。
・前々回1年目の5-10kmで「12分台」と、下り適性は片鱗を見せていたのですが、逆に平地の走力がついた分、フォームが下りに合わなくなってきている可能性はあります。
・最終年となる次年度は、平地に転向してもいいと思います。
・ただ、どんなコンディションでも58分台にまとめる「安定感」があるとも言え、個人的には若干【もう一度6区派】寄りではあります。
・東洋は今西選手登場前後で58分台育成に苦労した経緯もあるので、有り難さをもう一度思い出しましょう。
・それこそ今西選手のような下り以外で稼ぐタイプを極めてもいいかもしれません(走力で押す6区なら、10km29:15切って入ってほしい)。
・弱点がはっきりしている分、対策ポイントはわかりやすいと思います。
6区 0:59:00 ⑩ 中山 拓真(東京国際大学3年)
05km 16:34 ⑰ – 16’34” ⑰
10km 29:32 ⑪ – 12’58” ⑥
15km 42:54 ⑨ – 13’22” ⑫
20km 56:37 ⑨ – 13’43” ⑨
20.8km 59:00 ⑩ – 2’23” ⑧
【バランス型】
6区 0:59:07 ⑪ 小松 裕大朗(中央学院大学3年)
05km 16:31 ⑮ – 16’31” ⑮
10km 29:27 ⑥ – 12’56” ④
15km 42:51 ⑧ – 13’24” ⑭
20km 56:48 ⑪ – 13’57” ⑯
20.8km 59:07 ⑪ – 2’19” ⑥
【下り特化・中盤型】
—– Average 0:59:10 (分断点2)—–
6区 0:59:19 ⑫ 原田 颯大(立教大学2年)
05km 16:41 ⑳ – 16’41” ⑳
10km 30:01 ⑱ – 13’20” ⑬
15km 43:15 ⑮ – 13’14” ⑥
20km 56:59 ⑫ – 13’44” ⑪
20.8km 59:19 ⑫ – 2’20” ⑦
【下り特化・後半型】
6区 0:59:33 ⑬ 川上 翔太(創価大学2年)
05km 16:33 ⑯ – 16’33” ⑯
10km 29:45 ⑮ – 13’12” ⑧
15km 43:05 ⑪ – 13’20” ⑪
20km 57:05 ⑬ – 14’00” ⑰
20.8km 59:33 ⑬ – 2’28” ⑰
【下り特化・中盤型】
下りからエンジンがかかってくるところは、お兄さん(東海大OB)によく似ています。お兄さんは、さらに先輩の中島怜利選手からの系譜を受け継ぐ【後半型】の常連でした。
翔太選手も、もし参考にしていたら、最後の平地はブーストをかけたかったのだと思います。ルーキーイヤーから下れているので、年間通してトレーニングできれば、また上位に入ってくるでしょう。
6区 0:59:36 ⑭ 丹 柊太郎(専修大学2年)
05km 16:05 ③ – 16’05” ③
10km 29:27 ⑥ – 13’22” ⑭
15km 43:21 ⑪ – 13’54” ⑱
20km 57:13 ⑯ – 13’51” ⑬
20.8km 59:36 ⑭ – 2’23” ⑨
【平地寄り・前半型】
有料記事では、「一斉スタートできるかもしれない6区を、平地の主力を使わず乗り切ること」が浮上のカギであるという趣旨の解説を書きましたが、ここはしっかりと新戦力を持ってこられました。
最初の5kmが速すぎたのは、一斉スタートの難しさがあったでしょうか。終始小田選手との並走でしたので、本人の下り適性云々を読み取りづらいところではあります。
伝統的に下りの育成が上手い専修大学ですので、次年度以降も区間1桁狙いで行ける選手は用意してくるはず。それが丹選手になるのか、他の選手になるのかは注目していきたいところです。
6区 0:59:37 ⑮ 小田 恭平(大東文化大学4年)
05km 16:05 ③ – 16’05” ③
10km 29:27 ⑥ – 13’22” ⑭
15km 43:21 ⑰ – 13’54” ⑱
20km 57:13 ⑯ – 13’51” ⑬
20.8km 59:37 ⑮ – 2’24” ⑨
【平地寄り・前半型】
出雲駅伝4区でのアクシデント以降、ちょっと最終学年はリズムが合わなかったでしょうか。平地の主力を山に配置しているわけなので、本来はもっと稼ぎたかったところでした(12/18シミュレーションではかなり良い予想値が出ていました)。最初の5kmを見ると、やはり走力はあると思います。
6区 0:59:38 OP 横田 星那(関東学生連合→国士舘大学3年)
05km 16:05 ③ – 16’05” ③
10km 29:33 ⑫ – 13’28” ⑱
15km 43:05 ⑫ – 13’32” ⑮
20km 57:06 ⑭ – 14’00” ⑱
20.8km 59:38 ⑯ – 2’32” ㉑
【前半型】
ラストが計算上21位になりましたが、映像を見る限りでは最後そこまでフラフラな感じはしませんでした。連合チームということで、もともとチーム内で6区予定の選手だったかどうか、対策する時間があったかどうか、難しい部分もあったでしょう。惜しくも101回で予選敗退となり、箱根駅伝復帰に懸ける国士舘大学に、引き続き注目です。
6区 0:59:41 ⑯ 嘉数 純平(國學院大學3年)
05km 16:37 ⑱ – 16’37” ⑱
10km 29:54 ⑰ – 13’17” ⑪
15km 43:17 ⑯ – 13’23” ⑬
20km 57:11 ⑮ – 13’53” ⑮
20.8km 59:41 ⑰ – 2’30” ⑲
【下りでやや立て直し・中盤型】
あれま。本来持っている力からすると随分苦戦した印象です。
下り経験者・後村選手の欠場が決まってから急遽の6区だったのか、あるいは単独走が得意でなかったか。最初の5km推定16:37のあたりから波に乗り切れていない様子が見受けられます。
まぁ、59:41って少し前なら区間1桁で、十分なタイムだと思うのですが。レベルが上がって、2区-5区-6区の特殊区間が、急造で乗り切れなくなってきている感じはします。
最初にオーダーを見た時は驚いたものの、スピードのある選手なので、悪くない人選だとは思いました。5-10kmの下りでやや立て直していた気配は読み取れます。
6区 0:59:51 ⑰ 湯田 陽平兵(ひなた)(法政大学2年)
05km 16:18 ⑫ – 16’18” ⑫
10km 29:36 ⑬ – 13’18” ⑫
15km 43:12 ⑬ – 13’37” ⑯
20km 57:22 ⑱ – 14’10” ⑲
20.8km 59:51 ⑱ – 2’29” ⑱
【前半型】
うーん。最初はなんとか踏ん張っていましたが、ちょうど坪田監督の車が合流したあたりからの失速が印象良くなかったのか、かなり厳しい声掛けをもらってしまいましたね。
法政カラーを思わせる髪色がとても似合っていて、今後の活躍に期待です。
6区 0:59:52 ⑱ 石川 龍芽(日本体育大学4年)
05km 17:03 ㉑ – 17’03” ㉑
10km 30:30 ⑳ – 13’27” ⑰
15km 43:47 ⑲ – 13’17” ⑧
20km 57:28 ⑲ – 13’41” ⑧
20.8km 59:52 ⑲ – 2’24” ⑩
【下り特化・後半型】
最初の登り5kmが最下位21位ですが、下り要員でずっと準備してきた選手ですので、自身の走力を考えての冷静な判断。本領発揮は下り坂からで、特に10km以降で持ち味をしっかり発揮できています。序盤の出遅れからすると、よく60分切りまで持ってきたなという印象です。
—- 分断点3 —–
6区 1:00:50 ⑲ 山口 月暉(日本大学3年)
05km 16:11 ⑦ – 16’11” ⑦
10km 30:01 ⑱ – 13’49” ⑳
15km 44:07 ⑳ – 14’06” ⑳
20km 58:18 ⑳ – 14’11” ⑳
20.8km 60:50 ⑳ – 2’32” ⑳
【前半型】
予選会でのアクシデントがかなり心配でしたが、しっかりと箱根駅伝に戻ってきました。チームが「スタミナ特化」の1年だったことから、最高スピードの差で苦戦したでしょうか。
6区 1:01:34 ⑳ 大西 陸 (山梨学院大学4年)
05km 16:38 ⑲ – 16’38” ⑲
10km 30:34 ㉑ – 13’56” ㉑
15km 44:53 ㉑ – 14’20” ㉑
20km 59:06 ㉑ – 14’13” ㉑
20.8km 61:34 ㉑ – 2’28” ⑯
【平地寄り・バランス型】
下り坂では強みを見せることができなかったものの、どこか特定のポイントで失速している感じもなく、箱根駅伝ラストチャンスをしっかり走り切った様子がうかがえます。
前回
【6区】全チーム推定タイム解析 – 第100回箱根駅伝(2024)