東洋大学・全日本大学駅伝・区間予想【2023年9月版】

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ごきげんよう、鉄紺忍者です。

出雲駅伝→全日本大学駅伝→箱根駅伝と続く大学三大駅伝シリーズが、いよいよ10月から開幕します。

今回は、東洋大学の全日本大学駅伝の区間予想です。

※9月6日現在、まだエントリーも何も発表されていない段階なので、戦力分析の意味合いが大きいです。実際の顔ぶれは全然違うかもしれません。

まずはエントリーメンバーは、以下の16名を予想して選んでみました。


(4年)奥山  輝
(4年)九嶋  恵舜
(4年)佐藤  真優 ◎主将
(4年)菅野  大輝
(4年)松山  和希
(4年)村上  太一

(3年)石田  洸介
(3年)梅崎  蓮 
(3年)小林  亮太

(2年)網本  佳悟
(2年)緒方  澪那斗
(2年)岸本  遼太郎
(2年)藤宮  歩
(2年)西村  真周

(1年)薄根  大河
(1年)田中  純


出雲駅伝・区間予想(8月30日時点)
まだ読んでいない方は こちら から

全日本大学駅伝・区間予想(9月6日時点)

背景緑:出雲駅伝出場、レギュラー組
背景青:出雲駅伝欠場、復帰組

背景ピンク:三大駅伝未出場、デビュー組

↑全日本大学駅伝の8名のオーダー予想は以上のようになりました。

出雲駅伝と合わせてなるべく多くの選手を起用しようという方針で選んでみました。

1-2-3の前半区間にはトラックの爆発力タイプ
4-5-6の中盤区間にはバランスのいい万能タイプ
7-8の終盤区間にはロードの安定感タイプ
というイメージを持っています。

それでは続いて、それぞれの区間の狙いについて、もう少し詳しく解説していきます。

目次
◇全日本大学駅伝 1区・選出理由
◇全日本大学駅伝 2区・選出理由
◇全日本大学駅伝 3区・選出理由
◇全日本大学駅伝 4区・選出理由
◇全日本大学駅伝 5区・選出理由
◇全日本大学駅伝 6区・選出理由
◇全日本大学駅伝 7区・選出理由
◇全日本大学駅伝 8区・選出理由

1区 九嶋恵舜(4年)予想タイム
参考データ①:5000mPB13:48→全日本1区昨年度偏差値換算→27:17
参考データ②:今西選手2→3年次箱根6区5km通過1.47%改善
全日本1区 箱根6区
05k 14分25秒 16分21秒
10k 29分22秒
(13’01”)
15k 42分31秒
(13’09”)
20k 56分20秒
(13’49”)
27分17秒 ④
(9.5km)
58分41秒 ③
(20.8km)

東洋大学1区歴代
1位:27分25秒 ⑨ (2020・児玉2)
2位:27分27秒 ⑫ (2021・佐藤2)
3位:27分33秒 ⑭ (2022・奥山3)

箱根1・6区の両狙い!

全日本大学駅伝1区予想は、九嶋 恵舜 選手。

早朝スタートという点は、希望している箱根駅伝1区、経験のある箱根駅伝6区、両方の予行演習にできます。

他にも、走る距離が10キロ未満と短くなる為、冬の山籠り(特殊区間である箱根6区山下りの練習)に向けて比較的ダメージを抑えられる点も考慮しました。

これは、入れ替え候補に挙げた 奥山 輝 選手にも同様のことが言えます。

ラスト1500mが魅せ所!

年によっては飛び出す選手もいますが、メイン集団のペースは5km14:20〜14:30前後にだいたい収まっています。

8km付近の庄内新川橋からの、ラスト1.5kmのスパート合戦を制することができるかどうかがカギです。

上位集団で安定して持ってこられそうなのが九嶋選手、中継所手前の混戦に持ち込めれば奥山選手が真価を発揮できそうです。






2区 小林亮太(3年)予想タイム
参考データ①:前回箱根3区62:33→前回全日本2区偏差値換算→32:08
全日本2区 箱根1区
05k 14分13秒 14分13秒
10k 28分52秒
(14’39”)
28分38秒
(14’25”)
15k 43分22秒
(14’44”)
20k 58分09秒
(14’47”)
32分08秒 ⑧
(11.1km)
62分04秒 ⑦
(21.3km)

東洋大学2区歴代
1位:
31分59秒 ⑦ (2020・松山1)
2位:32分12秒 ⑫ (2019・大澤3)
3位:32分18秒 ⑧ (2021・前田3)

各校のエース級との競り合いに期待!

全日本大学駅伝2区予想は、小林 亮太 選手。

地元・愛知県を気持ちよく走ってもらいましょう!(途中からは三重県)

ご家族の方もご覧になりやすいと思います。

コース変更以来、東洋大学が苦手としている区間です。ここはある程度誰を起用しても耐える区間にはなると思います。

ですが、誰かは走らないといけません。そこで、今季自己ベスト連発の小林選手に任せたいです。

箱根駅伝は1区で考えています。彼を往路で使えたら平地が充実して、6区で58分30秒を目標にできる九嶋選手を山下りに回せます。箱根の試算ではこのパターンが一番速くなります。

リザーブに入れている 西村 真周 選手は、出雲でどこかしらの主要区間を担ってから全日本に乗り込んでくる想定でいます。

そのため、箱根5区への準備も考えて外しています。もしそのような制限が特にないのであれば、全日本でも確実にメンバーに入ってくる選手だと思います。

屈指のハイスピード対決!ただし……

1区が僅差の団子状態で駆け込んできた場合、2区では激しい順位変動が起きることが予想されます。

この全日本大学駅伝2区は、全区間中もっとも5km通過が速い傾向にあります。中位くらいを走っていると後ろからビュンビュン抜かれます。

(ただ昨年に関しては、7区で超次元バトルを繰り広げていた田澤選手・近藤選手が、2区より速い平均ペースで走っていたようです)

この区間はもはや、全日本大学駅伝の「特殊区間」と呼ぶべきかもしれません。入りの5kmが13分台とかザラで、14分かかった選手から脱落していく。そんな駅伝、他にありません (笑)

したがって、ペース的にあまり他の駅伝の参考にならないですし、しっかり前が見える位置で繋げれば十分だと思います。区間順位も、良ければ喜べばいいですが、悪くてもそこまで気にしなくていいでしょう。

とにかくハイペース&競り合いを経験すること。それが、小林選手が今後もエース区間を担っていく上で、活きてくると思います。

箱根3区の時がそうだったように、ここでも思い切って起用してみたいところです。






3区 松山和希(4年)予想タイム
参考データ①:ハーフマラソンPB60:43→前回箱根2区偏差値換算→65:58
全日本3区 箱根2区
05k 13分50秒 13分50秒
10k 27分58秒
(14’08”)
27分58秒
(14’08”)
15k 42分44秒
(14’46”)
20k 56分56秒
(14’12”)
33分27秒 ①
(11.9km)
65分58秒 ①
(23.1km)

東洋大学3区歴代
1位:
33分01秒 ① (2019・相澤4)
2位:34分14秒 ⑨ (2020・佐藤1)
3位:34分29秒 ⑧ (2021・九嶋2)

ライバルは2年時の箱根直後の自分!

全日本大学駅伝3区予想は、松山 和希 選手。

箱根駅伝2区を想定して、アップダウンの多い区間を選びました。昨年、復活の区間賞となった東海大・石原選手は、箱根2区でも好走しています。

松山選手のハーフマラソンベスト60分43秒を、前回の箱根駅伝2区で偏差値換算すると予想タイムは65分58秒となり、実は 65分台が狙える計算です。2年生の箱根直後の状態へ、どこまで戻していけるでしょうか。

将来的に前半のスピード区間を狙えそうな、同じ学法石川高校出身の 藤宮 歩 選手がリザーブ&付き添いを務めることで、お互い励みになるでしょう。

あのお方の影響? 毎年ハイレベルな全日本3区!

2019年 相澤 晃 選手の衝撃の影響かはわかりませんが(私はそう信じています)、あれ以来、全日本大学駅伝の3区は年々エグいメンバーが揃うようになっている気がします。

実際、前回出走者の10000m持ちタイム平均では、この3区が28分46秒で1位でした。

2位:8区 28分47秒。

3位:2区 28分50秒。

本来なら27分台相当の力を持っているであろう松山選手にぜひ任せたいです。






4区 緒方澪那斗(2年)予想タイム
参考データ①:10000mPB28:36→全日本4区昨年度偏差値換算→34:05
全日本4区 箱根7区
05k 14分17秒 14分17秒
10k 28分59秒
(14’42”)
29分19秒
(15’02”)
15k 44分21秒
(15’02”)
20k 59分14秒
(14’53”)
34分05秒 ④
(11.8km)
63分08秒 ④
(21.3km)

東洋大学4区歴代
1位:
33分54秒 ④ (2020・前田2)
2位:34分07秒 ② (2019・今西4)
3位:34分08秒 ① (2021・石田1)

待望のデビュー戦!

全日本大学駅伝4区予想は、緒方 澪那斗 選手。

関東インカレで10000mのメンバーに入っていますし、今季は出雲か、遅くとも全日本までには三大駅伝デビューがあるのではないでしょうか。

ただ、コース変更後の全日本4区をデビュー戦の選手が担った前例はないので、そこは自分で予想していて違和感が残りました。

デビュー選手の起用実績がある全日本1区・5区に回すか、その前に出雲6区あたりを経験してしまって全日本に乗り込んでくるパターンもあるのかなと思っています。

網本 佳悟 選手は、出雲5区あたりで一度起用されていると仮定して、休養を挟む意味でリザーブに回しています。

歴代準エース達が担ってきたテクニカルコース!

4区のコースは、前半は意外に平坦でスピードも出ますが、後半に二度の大きな登りが待ち受けています。

イメージ的には、旧コースの全日本2区が近いのではないでしょうか。
(タイム的にも、昔で言う38分の壁が、今で言う34分の壁?)

服部勇馬選手2年次や渡邉奏太選手2年次のような、ルーキーイヤーから注目されていた選手がまたひとつ殻を破るような瞬間を、ぜひ期待しています。

全日本4区には、6kmの定点ポイントが設置されています。

2019年の今西駿介選手(当時4年)は6km17:15で慎重に入り、区間2位と安定した走りを見せました。

2020年の前田義弘選手(当時2年)は6km16:52で積極的に入り、区間4位・東洋歴代で唯一33分台に乗せる好走を見せました。

2021年の石田洸介選手(当時1年)は6km17:10でじっくり攻めていき、見事区間賞を獲得しました。

緒方選手は、石田選手と今西選手の中間くらいで入って、得意の登りでタイムを稼げるといいのかなと思います。






5区 田中純(1年)予想タイム
参考データ①:5000mPB13:51→前回全日本5区偏差値換算→36:42
参考データ②:前回箱根7区1年生最高タイム→63:21
全日本5区 箱根7区
05k 14分17秒 14分17秒
10k 29分19秒
(15’02”)
29分19秒
(15’02”)
15k 44分31秒
(15’12”)
20k 59分25秒
(14’54”)
36分42秒 ⑦
(12.4km)
63分21秒 ⑥
(21.3km)

東洋大学5区歴代
1位:
36分12秒 ③ (2020・大澤4)
2位:36分25秒 ④ (2021・梅崎1)
3位:36分27秒 ③ (2018・小笹4)

5区=後半の1区!

全日本大学駅伝5区予想は、田中 純 選手。

まだ実績データが少なくタイムや傾向が読めません。

結構やんちゃなラップで書いてしまいましたが、いずれにせよスピードがあるのでそれが活かせる区間に起用されるといいなと思います。

4区緒方選手・5区(4年生誰か)
4区西村選手・5区緒方選手

など色々なパターンで悩みましたが、現・1年生世代を引っ張っていける人材として、優先的に経験を積んでもらおうという結論に至りました。

昨年度は國學院大学1年生・青木 瑠郁 選手が、篠原選手・岸本選手・嶋津選手という名だたるメンバーに勝っての区間賞でした。

後半区間の1区とも捉えられるので、田中選手の走りで勢いをつけてほしいです。

過去の自分を励まそう!

入れ替え候補に書いている 菅野 大輝 選手は、二年前の2年時に、全日本大学駅伝6区でデビューとなりました。

しかし途中で足にアクシデントが起きてしまい、一時は立ち止まるような形になりながらも、なんとか襷を繋いでくれました。

今回出走の場合は、同じ6区でリベンジでもいいですが、私は心機一転で、400m短い5区あたりの起用でもいいと思います。

最終学年となり、当時とは走力も立場も変化しています。サポート役としてでも、選手としてでも、今度は当時の自身と同じ立場の後輩を勇気づけるような働きを目指してもらいたいです。

それが同時に、過去の自分の背中を押してあげることにも繋がるはずです!

(自分を励ますのは、心理学上でも大切なことです。ガンバレ!)






6区 岸本遼太郎(2年)予想タイム
参考データ①:5000PB14:06→前回全日本6区偏差値換算→38:20
全日本6区 箱根8区
05k 14分43秒 14分43秒
10k 29分52秒
(15’09”)
30分00秒
(15’17”)
15k 45分16秒
(15’16”)
20k 61分08秒
(15’52”)
38分20秒 ⑨
(12.8km)
65分30秒 ⑫
(21.4km)

東洋大学6区歴代
1位:37分41秒 ⑤ (2022・村上4)
2位:37分49秒 ⑤ (2020・腰塚3)
3位:38分09秒 ⑤ (2018・鈴木1)

鉄紺レギュラー達の登竜門!

全日本大学駅伝6区予想は、岸本 遼太郎 選手です。

東洋大学では、6区はコース変更後5大会、すべて三大駅伝デビュー戦の選手が走っています。この点は、酒井監督の起用傾向の中でも一番ハッキリしています。

2018 鈴木 宗孝 選手 (当時1年)
2019 前田 義弘 選手 (当時1年)
2020 腰塚 遥人 選手 (当時3年)
2021 菅野 大輝 選手 (当時2年)
2022 村上 太一 選手 (当時3年)

昨年の区間予想でもそうでしたが、デビュー戦の選手に頼る計算ではよくないので、この6区だけは38分20秒「かかってもいい」というような考え方で予想タイムを出しています。

10000mのPBは、入学直後に出した29分52秒で結構古く、現在は明らかにもっと走れるように見えます。秋以降ベストが更新できれば、予想タイムも上方修正できます。

1年生の 薄根 大河 選手と最後まで悩みました。夏までの活躍を見ていると、どちらの選手もチャンスがあると感じます。まずは9/24の一関ハーフマラソンでのハーフ初挑戦が楽しみです。






7区 梅崎蓮(3年)予想タイム
参考データ①:ハーフマラソンPB62:41マイナス30秒期待→全日本7区昨年度偏差値換算→51:02
参考データ②:ハーフマラソンPB62:41マイナス30秒期待→箱根3区昨年度偏差値換算→62:03
全日本7区 箱根3区
05k 14分12秒 14分12秒
10k 28分47秒
(14’35”)
28分25秒
(14’13”)
15k 43分24秒
(14’37”)
43分09秒
(14’44”)
20k 58分02秒
(14’53”)
51分02秒 ⑤
(17.6km)
62分03秒 ④
(21.4km)

東洋大学7区歴代
1位:51分35秒 ⑦ (2022・梅崎2)
2位:52分02秒 ③ (2018・修二4)
3位:52分24秒 ② (2019・定方4)

エースへの階段、着々と!

全日本大学駅伝7区予想は、梅崎 蓮 選手です。

関東インカレのハーフマラソンで、2年生だった去年から引き続き、表彰台に上がりました。長い距離での安定感は、いよいよエースクラスの領域に入ってきました。

箱根駅伝は、松山選手の復調具合で2区・3区どちらが担うかというところだと思います。

3区のラップは、昨年の篠原選手を少し参考にしました。梅崎選手らしく、海岸線に入ってからの後半勝負ができるようペース設定を考えました。

駅伝の区間順位では一歩先行されている現3年生世代の平林選手・篠原選手らの覇権争いに、加わっていってほしいなと思って見ています。

マラソンの疲労はいかほど?

入れ替え候補に 村上 太一 選手を入れていますが、今年8月の北海道マラソンもかなりタフなレースだったようですし、疲労の度合いがわかりません。

昨年は一番強みが活かせそうな箱根駅伝に出場できませんでした。それを考えると、途中で何かのレースに出ることはあっても、駅伝に関しては今年度は箱根一本でもいいんじゃないのかなと。

エントリーに入れているとつい起用したくなってしまいそうですが、それくらい頼もしい存在です。






8区 佐藤真優(4年)予想タイム
参考データ①:ハーフマラソンPB62:55マイナス30秒期待→全日本8区昨年度偏差値換算→58:17
参考データ②:ハーフマラソンPB62:55→箱根4区昨年度偏差値換算→61:51
全日本8区 箱根4区
05k 14分19秒 14分19秒
10k 29分01秒
(14’42”)
29分01秒
(14’42”)
15k 44分05秒
(15’04”)
43分45秒
(14’44”)
20k 58分55秒
(15’10”)
58分17秒 ⑦
(19.7km)
61分51秒 ⑥
(20.9km)

東洋大学8区歴代
1位:57分48秒 ① (2011・柏原4)
2位:58分23秒 ① (2018・相澤3)
3位:58分28秒 ④ (2020・宮下3)
3位:58分28秒 ⑦ (2022・柏4)


真優キャプテンに良い位置で繋ごう!

全日本大学駅伝8区予想は、佐藤 真優 選手です。

元々2年生の関東インカレにはハーフマラソンで出場しており、ロング区間の7・8区に起用されてもおかしくない選手です。

ハーフマラソンのPBは62分55秒と、好記録を持っています。立川ハーフの暑い時期でしかも持ちタイムが29分台だった頃の結構昔の記録なので、さらにマイナス30秒して62分25秒をベースに試算タイムを出しました。

ただし前回の全日本大学駅伝8区では例年以上に好記録連発で、レースコンディションが良かったともとれるので、当日の風向き・気温などによってはこれより30秒くらい遅くても区間上位争いできるかもしれません。

他大学で例えてすみませんが、青学の飯田貴之選手のようなイメージで、箱根駅伝4区(確か1年生の時に希望していた)でバシッと決めてくれている姿が、最近私の脳内で浮かぶようになってきました。

「8kmの通過が、23分06秒。淡々とペースを刻んでいる東洋大学・キャプテンの佐藤 真優です!」
(日本テレビ・蛯原哲アナウンサーの声で)

気持ちを入れ替え再スタート!

アンカーの入れ替え候補には、石田 洸介 選手を入れています。

トラックの実績からついスピードタイプと捉えてしまいそうですが、今までの良かったレースを振り返ってみると、最初の5キロを14分12~22秒あたりで入ってじっくり攻められる区間が、実は彼にとっては本当は合っているんじゃないでしょうか。

もちろん走れるメンタルとコンディションが整ってのことですが、トラック・ロード・ショート・ロング色々試してみてもいいのではと思います。箱根駅伝では今のところ4区・9区あたりを想定しています。

(そういえば、私が初めて彼のことを知ったのは、都道府県駅伝で彼が福岡県の中学生区間2区で区間新を出した時だ。だから、そもそも最初の衝撃はロードからだったんだ!)

当日は、松山選手・佐藤選手あたりを補欠エントリーに回しておき、復調具合を見ながら松山選手・佐藤選手・石田選手の中から二人を選ぶのがいいのではないでしょうか。

■当日変更・松山佐藤パターン
九嶋4 – 小林3 – 松山4 – 緒方2
田中1 – 岸本2 – 梅崎3 – 佐藤4

■当日変更・松山石田パターン
九嶋4 – 小林3 – 松山4 – 緒方2
田中1 – 岸本2 – 梅崎3 – 石田3

■当日変更・佐藤石田パターン
九嶋4 – 小林3 – 佐藤4 – 緒方2
田中1 – 岸本2 – 梅崎3 – 石田3

まとめ

さて、色々と書いてきましたが、いかがでしたでしょうか。

自作のタイム試算ツールを駆使しながら、9月の現時点で導き出せる予想というのを出してみました。

これから駅伝シーズンに入れば、ニュース記事等で様々な情報が出てくると思います。前向きに応援していきます。



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